Radek Baborák Trio Concert with Yu Kosuge
Saturday 20 March at Saitama Arts Theatre Japan
Radek Baborák (Horn)
Yu Kosuge (Kravier)
Yasushi Toyoshima (Violin)
「小菅 優の現在 Vol.1 デュオ&トリオ」
2010年3月20日(土) 開演14:00
会場:彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール
出演:小菅 優(ピアノ)
ラデク・バボラーク(ホルン)
豊嶋泰嗣(ヴァイオリン)
R. シュトラウス:前奏曲、主題と変奏 TrV 70
R. シュトラウス:アンダンテ ハ長調 TrV 155
F. シュトラウス:主題と変奏 作品13
シューマン:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第1番 イ短調 作品105
[休憩]
シューマン:アダージョとアレグロ 作品70
ブラームス:ホルン三重奏曲 変ホ長調 作品40
第1楽章 アンダンテ
第2楽章 スケルツォ、アレグロ
第3楽章 アダージョ・メスト
第4楽章 アレグロ・コン・ブリオ
アンコール:
1、F. シュトラウス:ファンタジー(バボラク、小菅)
2、ブラームス:ホルン三重奏曲 変ホ長調 作品40
第2楽章 スケルツォ
(再演奏、3人)
3.ショパン24の前奏曲から第16番:(小菅)
世界最高のホルン奏者バボラクのトリオコンサート。
いや~びっくり。彼って若いんですね。
まだ34歳。
見た目も相当若くて
そのへんの外人の兄ちゃんじゃん!?
BPOの映像で見る限り、オジサンに見えるのは目の錯覚なんだ~
シュテファン・ドールもためぐらいに若そうだもんなあ~(後記:ドールは1965年生まれ。今年45歳になります。10歳以上バボラクの方が若いのだ。)
小菅さんなんかもっと若い。
バボラクがすばらしいのは言うまでもないが、
小菅さんもそ~と~良かったです!
小菅さんはでっかい風呂敷の真ん中をくりぬいて首にかぶったような衣裳。
奇抜だ~
しかもドジ子さんでいかにも天才肌!
アルゲリッチみたいな情熱的な演奏。
そ~と~すごかった。
バボラクさんは人が良さそうで人懐こそうで、明るくてにこやかで、いつも笑みを浮かべている。
アンコールの時は日本語とドイツ語と英語をしゃべっていた。
バボラクさんのホルンの音色はものすごく美しい。
聴いているだけでとろけそうになる。
やっぱりホルン奏者だったという、リヒャルトシュトラウスの父、フランツ・シュトラウスの作品がホルンとしては一番聴きやすくて、立つ。
高速の超絶技巧も披露した。
アンコールの第1曲目。
「アリガトゴザイマス」(日本語)
「フランツ・シュトラウス、ファンタジー。
これ僕たち合わせたことないんですよ。来週レコーディングするんです。(英語)」
演奏が始まってヴァリエーションに入ると説明し出す。
…ein (第1ヴァリエーション)
今度は英語で
second variation , con fuoco
third Andante
と説明をいちいち入れる。
この間にピ~ッという高音が会場中に響いたときがあって、いたずらっぽく目をパチクリしていた。
アンコールの2曲目
Scherzo!
日本人がいるのにしゃべるのがバボラクさんなとこがお茶目。
小菅さんのアンコールも激すごかった~
私は生は、小菅さんはサー・ロージャー・ノーリントンとの川崎公演以来2回目。
バボラクさんはBPOの前々々回の公演の、ブラームス2番の一般に公開されたゲネプロで拝見して以来。
いや~ワーグナーやってほしかったんですけど~~
ソロ部分だけでいいからあ~
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Radek Baborák
2010年9月11日 - 9月26日
日本でツアーがあるようです!
Official Site
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小菅さんの企画シリーズ、第2弾にはBPOコンマス、樫本大進さんが出演します。