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Japan-Tournee der Bayerischen Staatsoper
Lohengrin Day1 25 Sep. 2011 NHK Hall, Sibuya, Tokyo Musikalische Leitung Kent Nagano Inszenierung Richard Jones B?hne und Kost?me Ultz Licht Mimi Jordan Sherin Produktionsdramaturgie Rainer Karlitschek Ch?re S?ren Eckhoff Heinrich der Vogler : Kristinn Sigmundsson Lohengrin : Johan Botha (replacing Jonas Kaufmann) Elsa von Brabant : Emily Magee Friedrich von Telramund : Evgeny Nikitin (replacing Falk Struckmann who replaced Evgeny Nikitin) Ortrud : Waltraud Meier Heerrufer des K?nigs : Martin Gantner(replacing Evgeny Nikitin who replaced Markus Eiche) Brabantische Edle : Francesco Petrozzi, Kenneth Roberson, Peter Mazal?n, Tareq Nazmi Bayerisches Staatsorchester Chor der Bayerischen Staatsoper バイエルン ローエングリン 6年前、バイエルンの来日公演で生の「タンホイザー」を初めて見た時、震えるほど感動したのに、今回のローエングリンもさぞかしと思っていたら、終わってみたら心の中を秋の風が吹いていた。 やはり離脱100人というのはローエングリンにおいてはけっこう致命的だったのかも? 合唱が随所でずれまくり。 ローエングリンが名前を明かした後にもずれてたからもうぶっ飛んだ。 会場内のいたるところにラッパ隊が出現したりして、楽しいところもいっぱいあったけど、このプロダクションは何回も見るもんじゃないかも。 私の場合、お話にのめり込めないとオペラは堪能できないのですけど、まったくのめり込めなかった… ヨハン・ボータ、ものすごくすばらしかったけど、もうヨハンのローエングリンは録音でならシカゴでもROHでも聴いているし…。 すばらしかったのはやはりヴァルトラウト・マイヤーさん。その存在感はすばらしく歌唱もすごかった。完全にソプラノのマギーを食っていた。 エフゲニー・ニキーチンは彼なりのテルラムントをがんばって演じていた。声はすばらしいし、苦悩を表現していた。彼にしては珍しくカーテンコールでにこりと微笑みが出たのも、自分でも精一杯できたと思ったからかもしれない。 後は特に書くことありません…。 もしかして私、嵐の中をたどりついた清教徒で燃え尽きちゃったのかな… ケント・ナガノと合わないのかな? ぶっちゃけこのプロダクションはプレミエの時ラジオで生で聴いている。そのあとも数限りないローエングリンを聴いてきたから、もうミミタコになっちゃったんだよね? 世界三大ミミタコオペラは「椿姫」「カルメン」「ラ・ボエーム」で、できたらこの作品は見たくない作品だ。その中に入っちゃったのかな?いや、まさか。ヴァーグナーに限ってそんなことがあるわけない…世界4大耳タコオペラだなんて… *** 会場に入ると4人のらっぱ隊がお出迎え! おおバイロイトみたい! 盛り上がるなあ~ しかもその扮装があの王の伝令と同じ4人組で、 彼らは本番が始まると時々パイプオルガンの下に出現してくれて楽しかった。 第1幕 指揮台の下からぬっと現われるケント・ナガノ。 拍手なしで第1幕が始まる。 舞台上では演奏が始まる前からもう始まっている。 映像版でも同じなのだけど、エルザが自分の家の製図を書いているんだけど、30分ぐらいじっと立っているの。大変だな~演出家の意図に沿うって。それが意味のあることならいんだけどね。 このお話はブラバンド公国、ならぬ「ブラバンド建設」のお話です。 会社の制服は黄色で、胸のワッペンに「B」。 彼らはいわばエリート集団で、でも最近新しい社長が来たの。業績を上げるために。 社長はこの会社の内紛があるので派遣されたのね。 テルラムントは重役なんだけど前の社長の娘を陥れようとしている。 前社長の娘は弟を殺した罪で訴えられている。 娘が望んでいるのは大層なものではなく権力でもない。 ただ自分の愛する彼氏と暮らす小さな家が建てたいだけ。 そんな彼女に会社員は協力して家を建てている。 テルラムントはそんな彼女が腹ただしい。 彼らは会社のアナウンスで管理されている。 夜になるとそのアナウンス画面にはふくろうが現われ、朝になると鶏が現われる。 そのきっかけはトランペットの音で表現される。 社長の秘書(伝令)が常にお達しをアナウンスする。 裁判になる。 彼女のために戦うものがいないため彼女は火あぶりの刑になりそうになる。 しかしそこにやってきた青いシャツの騎士。 彼はいわば労働者側の男。 黄色はホワイトカラー ブルーの服の人はブルーカラー。 彼がやってきたのはエルザといっしょに働くためで権力を握るためではない。 白鳥を抱えてやってくる。 白鳥は動かず死んでいるように見える。 ローエングリンはかみてからやってくる。まずそでで歌い白鳥にご苦労と言っている。そして現れて人々の前を横切っていく。オルトルートの前を通った時、じろっとにらみつけ、ふっと笑う。えっそういうローエングリンなんだ。善の権化と悪の権化の火花。 あなたは私の言うことを聴けますか? 私の出自を名前をどこから来たかを聴いてはいけません。 守れますか? 守れます じゃあ愛しています 2人はキス。 戦い どんどんどん ヨハン・ボータはカウフマンがやっていたように少林寺拳法のように、客席に背を向けて右手を上にあげて剣を構える。 ボータは動かないがニキーチンが必死に飛びかかって戦っている。 しかし魔法のように、テルラムントの剣から火花が出て、彼は剣を落とす。 剣を拾って襲いかかるが剣をつかまれ、倒される あなたの命はもらった。しかし生かしておこう。 テルラムントは茫然としつつも荒々しくしもてに歩いていく。納得できない。何が起きたんだ?オレはわけがわからなくなって… ハインリッヒはテルラムントの胸の紋章を破り取る。彼は会社から追放されたのだ。 第1幕了。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年10月02日 08時30分52秒
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