We're gonna celebrate!
Evgeny Kissin 40th birthday concert
mit Alexander Kniazev (Cello)
October 10, 2011
at Suntory Hall, Akasaka Tokyo
Schumann 3 Phantasiestucke for Cello and Piano
with Alexander Kniazev
Rachmaninov Sonata for Cello and Piano
with Alexander Kniazev
休憩
Chopin: Nocturne No.10 in A flat major Op.32-2
Chopin: Piano Sonata No.3 in B minor Op.58
Encore:
1.シューマン/リスト:献呈
2.ショパン:スケルツォ第2番
3.ショパン:ワルツ第7番
4.ショパン:小犬のワルツ
5.ショパン:マズルカ第40番
6.ショパン:ワルツ第14番
初、生、キーシンさんでした♪
でも初めてな感じがしない。
よく知っているこの宇宙人ぶり。
私はピアニストのリサイタルではショパンさえ聴ければOKという典型的日本人なので大満足。
彼より超絶技巧のピアニストは何人も聴いたけど
やっぱり彼が一番好き。
少なくとも今晩は。
ロマンティックなショパンなんだ~
ショパンはテンポの揺らし、ため
感情移入
弱音、強音
やりたい放題
じゃないとダメでしょう!
絶品だったソナタ第3番
第3楽章
これはノイマイヤーの椿姫の白のパドドゥの音楽。
酔った~
あとなんといってもアンコールのスケルツォ第2番がさいっこうううううう~
かっこよすぎるわ。
彼のショパンはロマンティックすぎてとろけそうになる
恋人同士の甘いため息が聴こえてきそうなショパンなんだ。
ラフマニノフのチェロソナタはマリオ・ブルネロで聴いてすごくよかったんですけど
今回はピアノがものすごいんで実に良かったです
これも白眉でした
第2楽章、第3楽章で 溶けて流れてました。バターのように。
甘い甘いラフマニノフ。
キーシンに合います。
開演が18時で終了が21時でした。
さすが噂のエンドレスアンコール。
しかしすごく疲れていたような感じだったので
(ソナタ第3番のあと)
こんなに仕事させちゃいけないと思いながらも拍手していた。
ミスタッチもあったし
完璧ではない
しかも簡単なとこだけ失敗する
でもありえないぐらい音が響きがショパンなんだ~
音の出し方もペダルめいっぱいで
素人みたいなふわっとした音色でけんけんしてない。
ピアノを壊しそうなタッチではない。
包まれる柔らかさ。
感情移入して弾くのでこっちまでその世界に入り込んでる
テンポが絶妙でまったく違和感を感じない。
ピアノを弾く以外は何もできない人なのかもしれない。
でも天才ってそんなもんなのだろうと思う。
キーシンはまた聴きたいな。リストとかプロコとかブラームスとかラヴェルじゃなくってやっぱりオールショパンプログラムで聴きたいな。エチュード全曲とかバラード全曲とかお願いします。
チェロとの共演は2曲とも譜面を見ながら。
彼にしたらあまり普段弾かない簡単な曲だと思うんだけど
新しいチャレンジがきっと楽しくてしょうがないんだよね。
ヴェルビエとか見てたらやはり楽しそうだもの。
ラフマニノフの方はさすが超絶技巧系の曲で、ピアニストも相当な腕でないと見劣りがする
でもやはり究極はメロディの方のチェロなんですけどね。クニヤゼフにも酔いました~
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年10月13日 22時28分40秒