Elisabeth Kulman has withdrawn from Tokyo Opera Nomori "Tannhauser".
東京春祭ワーグナー・シリーズvol.3《タンホイザー》出演者変更のお知らせ
東京春祭ワーグナー・シリーズvol.3《タンホイザー》ヴェーヌス役で出演を予定しておりました、エリーザベト・クールマンは、本人の都合により出演できなくなりました。
代わりまして、今回の公演はナディア・クラスティーヴァが出演いたします。
お客様には出演者変更に至りましたことを、心よりお詫び申し上げます。何卒ご了承賜りますよう、謹んでお願い申し上げます。
■東京春祭ワーグナー・シリーズvol.3
《タンホイザー》(演奏会形式・映像付)
【日時】2012年4月5日(木)17:00開演/4月8日(日)15:00開演
【会場】東京文化会館 大ホール
ナディア・クラスティーヴァ(メゾ・ソプラノ) Nadia Krasteva
ブルガリア、ソフィア生まれ。ブルガリア国立ソフィア音楽院とローマで学び、ローマではアニタ・チェルケッティに師事。ウィーン国立歌劇場との関係が深く、《ドン・カルロ》エボリ公女、《ナブッコ》フェネーナ、《仮面舞踏会》ウルリカ、《カルメン》タイトル・ロール等、約30もの役柄を小澤征爾、ダニエレ・ガッティ、ファビオ・ルイージ、ウェルザー=メストといった指揮者のもとで歌っている。
エリーザベト・クールマンよりのメッセージ
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誠に残念ながら、4月の《タンホイザー》公演にヴェーヌス役として出演させていただくことを断念せざるを得なくなりました。
昨年の夏に喉に大きなアクシデントを患ったため、現在、私の声は以前とは別な方向性を生じており、ヴェーヌスの役柄にあった声を出しにくい状態にあると感じています。私が今この役を歌うことは良い結果を生むとは思えないのです。場合によっては、そのために私の声に相当なダメージを生じさせる可能性もあります。
昨年の夏に声のアクシデントを患い、それによって半年の貴重な準備期間を失ってしまったため、今回の《タンホイザー》への出演を断念するのが、こんなにも遅くなってしまいましたことを大変遺憾に思います。
日本の聴衆の皆さまには、今回出演できなくなりましたことを、心よりお詫び申し上げます。そして、本来ならばこの春に出演することによって、福島の事故に関して、私の日本の皆さんへの連帯の気持ちも表明させていただきたかったと思っております。
指揮:アダム・フィッシャー
タンホイザー:スティーヴン・グールド
エリーザベト: ペトラ=マリア・シュニッツァー
ヴェーヌス:ナディア・クラスティーヴァ
ヴォルフラム:マルクス・アイヒェ
領主ヘルマン:アイン・アンガー
ヴァルター:ゲルゲリ・ネメティ
ビーテロルフ:シム・インスン
ハインリッヒ:高橋 淳
ラインマール:山下浩司
牧童:藤田美奈子
管弦楽:NHK交響楽団
合唱:東京オペラシンガーズ
合唱指揮:マティアス・ブラウアー、宮松重紀
それでもすごいキャスト~
アイヒェ君今度こそ来るのかな?