Das Konzert
NDR Sinfonieorchester
Conductor: Thomas Hengelbrock
Violin : Christian Tetzlaff
SUNTORY HALL
Tuesday, May 29, 2012
PROGRAM
Overture der Il Nozze di Figaro
Mendelssohn: Violin Concerto in E minor op.64
(Christian Tetzlaff, Violin)
Brahms: Symphony No.1 in C minor op.68
トーマス・ヘンゲルブロック指揮
ハンブルク北ドイツ放送交響楽団
曲目
1.フィガロの結婚序曲
2.メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
mit クリスティアン・テツラフ(Vn)
encore
J.S.バッハ: 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006から 「ガヴォット」
3.ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 op.68
Encore
ドヴォルザーク: チェコ組曲op.39から フィナーレ
ヘンゲルブロック
ロロ、ドド、ジュジュ~
の歌がまだ頭にこだましているのに、
ブラームスだよ~
その落差に自分が対応できるのか自信なかった。
Curiosity kills the cat.
ヘンゲルブロック今話題の人
そしてテツラフ、
やっぱこれは行くっきゃないしょ~
しかし本日、クラオタ度、相当高し。
しかし彼のモーツァルトはものすごくすばらしいモーツァルトだったが、
メンコンはメンコンでなく、
ブラ1はブラ1ではなかった。
ブラームスは甘くそして堂々と、してなくっちゃというのがあるでしょ?
ブラームスという完全な存在の中に甘さがわき出てくるみたいな。
それない。
めっちゃ速くてしゃきしゃき展開する。まるで別の曲だ。気が休まらない。
しかしブラ1の第4楽章に入って、自分の中で何かが一変した。
この、このオケ、すごい!
圧倒的なカリスマによって凡庸なオケでもぎりぎりまで高められていくそういうマジックを見た。
あのピチカート、なんですかああ~
いやまいった。
ブラ1は第1楽章はまるでベートーベンなのである。
そしてテンポが第3楽章、笑っちゃうぐらい速くて吹きそうになった。
しかし第4楽章は良かった。
しかし別物ですよ。伝統的ブラ1ではない。
しかし異様にしゃきしゃきした速いテンポの、その盛り上げ方と言い、
神技だった。
サントリーホールにはミューズが宿っている。
音楽の神の存在を感じてしまった。
聴衆は熱狂。
音が消えないうちから騒ぎだした。
勘弁してよ。
はああ~
興奮してるのはわかるけどさ。
そしてテツラフ。
これもメンコンではまったくないのだが
彼ってものすご天才ですね。
小柄でがりがりにやせていて、
まるでハリー・ポッターがそのまま老けたようなテツラフ。
弾く時は踊るんだよ
膝を曲げてまるで踊っている。
第2楽章がすばらしくて泣きそうになるぐらい。
予想通り3曲ともものすごい展開となった本日。
いやいや~
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年05月31日 22時06分49秒
[Classical Music] カテゴリの最新記事
もっと見る