Giuseppe Verdi: Opera“Otello” Concert Style Opera
ORCHARD HALL
Day 2
Giuseppe Verdi: Opera“Otello”
Concert Style Opera
Sun. September 10, 2017 15:00
Conductor: Andrea Battistoni
Visual Direction: Rhizomatiks Research
Otello (tenor): Francesco Anile
Desdemona (soprano): Elena Mosuc
Iago (bariton): Ivan Inverardi
Lodovico (bass): Hao Zhong
Cassio (tenor): Tatsuya Takahashi
Emillia (mezzo-soprano): Kasumi Shimizu
Roderigo (tenor): Takumi Yogi
Montano (bass): Kenji Saiki
A Herald (bass): Tang Jun Bo
Chorus: New National Theatre Chorus
Children Chorus: Setagaya Junior Chorus
Orchestra: Tokyo Philharmonic Orchestra
Bunkamura
オテロ
Day 2
2017/9/10(日)15:00開演
Bunkamuraオーチャードホール
指揮・演出 アンドレア・バッティストーニ(東京フィル首席指揮者)
映像演出 ライゾマティクスリサーチ
オテロ フランチェスコ・アニーレ
デズデーモナ エレーナ・モシュク
イアーゴ イヴァン・インヴェラルディ
ロドヴィーコ ジョン ハオ
カッシオ 高橋達也
エミーリア 清水華澄
ロデリーゴ 与儀 巧
モンターノ 斉木健詞
合唱指揮 冨平恭平
合唱 新国立劇場合唱団
児童合唱指揮 掛江みどり
児童合唱 世田谷ジュニア合唱団
管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団
[主催]Bunkamura
[特別協力](公財)東京フィルハーモニー交響楽団
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まじ名演だった!
やっぱりバッティストーニすばらしい!
東フィル神演奏だった!
音楽が生きていた。やはりバッティストーニは天才。人を感動させることができるアーティストだ。
エレーナ ・モシュク 初役のデズデモーナ大健闘だった。
彼女の真骨頂は軽いコロラトゥーラの神業なので、そういう意味では、しんどい中、がんばってくれた。ディーヴァ降臨だった。
オテロのアニーレ 大ベテラン。声質がアントネンコにそっくりなスピントテノールです 毎回水を飲みにそでに戻っていたが、歌唱はすばらしかった。
イヤーゴは美しく豊かな声のヴェルディ バリトンでやはり大ベテラン。絶対音感に欠けるのかアカペラで音程外す傾向があるものの大声量で演技もすごくて、大満足のイヤーゴだった。
主役三人ががんばってくれたが脇も完璧だった。
エミーリアの清水華澄さんがとんでもなくすばらしかった。
カッシオの高橋さんもスピントテノール。
ロドヴィーコ デカ声
モンターノ美声の巨大な声
ロデリーゴ 与儀さんいつもすばらしい!
演出はほぼいらなかったが、アヴェ・マリアのキャンドルシーンだけはさすがだと思った。
合唱もちろん神だった!もう慣れているものね。
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音楽レベルの高さがすさまじい
劇場でのオペラスタイルの上演よりもはるかに音楽レベルが高かった。
Verdiもコンサート形式の方が高いレベルを示すのは多分オテロかファルスタッフぐらいなんでしょうが。
金管もすばらしいし、個々の楽器の音色ったらない。
悶えるように美しいねっとりした響き、
バッティストーニが導き出す音楽は生命そのものだ。
くらくらする圧倒的な華やかさ。
オーチャードホールの2階正面、ドカーーンと来る最高の音が聴けました。
これはデッドなオペラハウスじゃ無理ムリ。
モシュクが2幕の登場シーンで子供たちと抱擁するのが
すばらしい!
まるですでに舞台で演じなれてるような感じ。
ディーヴァの気さくなすばらしい人柄も垣間見えたシーンだった。
第3幕幕切れの前の重唱は総毛立ちましたね。
これぞVerdiの真骨頂でした。
幸せだった。こんな経験はなかなか味わえない悦びだ。
皆さんにありがとうと言いたい!
バッティのコンサート形式、意外とあり、かもしれません。
この方が彼も客も楽しいのではないかな。
次回もヴェルディでお願いします。
シモン・ボッカネグラがいいな。
柳の歌を後方で歌ったのは指揮を見ながら歌いたかったのかとも思ったが
アヴェ・マリアは前方で歌った。
アヴェ・マリアが終わって祈りの姿勢に入ったとき
拍手をSHHと止めていたのに
拍手がわきおこってしまった。
これは残念。