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カテゴリ:OPERA
Photo Album Photo credit : Shevaibra, courtesy of the artist 東京二期会オペラ劇場 NISSAY OPERA 2019提携 主催:公益財団法人東京二期会 共催:公益財団法人ニッセイ文化振興財団【日生劇場】 天国と地獄〈新制作〉(『地獄のオルフェ』)オペレッタ全2幕 日本語訳詞上演(歌唱部分のみ日本語字幕付き) 台本:エクトル・クレーミュ及びルドヴィック・アレヴィ 作曲:ジャック・オッフェンバック 2019年11月23日(土・祝) 14:00 日生劇場 ジャック・オッフェンバック・イヤー2019 生誕200年記念公演 天国と地獄 Day 3 指揮:大植英次 演出:鵜山 仁 装置:乗峯雅寛 衣裳:原 まさみ 照明:古宮俊昭 振付:新海絵理子 合唱指揮:根本卓也 演出助手: 上原真希 舞台監督: 菅原多敢弘 公演監督: 加賀清孝 11月23日(土・祝) プルート上原正敏 ジュピター大川 博 オルフェ又吉秀樹 ジョン・スティクス吉田 連 マーキュリー升島唯博 バッカス峰 茂樹 マルス野村光洋 ユリディス愛もも胡 ダイアナ小村朋代 世論 押見朋子 ヴィーナス山本美樹 キューピッド吉田桃子 ジュノー醍醐園佳 ミネルヴァ高品綾野 ダンサー 二期会合唱団 東京フィルハーモニー交響楽団 *** まさかのしゃべりも歌も日本語! 前半はいくらなんでもベタすぎると思ったが、後半は理性が麻痺したのか抱腹絶倒の楽しさにw。 歌舞伎なのか新喜劇なのか 演劇なのかミュージカルなのか? ドタバタ喜劇なのか? www フランスのエスプリ溢れる粋なオペレッタにはなっていないものの それらの全ての要素が 入っていて国籍不明の展開。 音楽はさすがバイロイトでも振った大植さんがすばらしい! やっぱ天才。 ユリディスのももこさんがすばらしいコロラトゥーラ・ソプラノだった。 軽い高い声で High Es High D High Cあたりの超高音出しまくり。 演技もコケティッシュで小悪魔の魅力がある。 オルフェの脳天気キャラはもうこの人しかいないでしょうという又吉秀樹さん。生まれつきおもしろいのかと思わせるぐらい生来のコメディアンで まさに令和の爆笑王。 お声もパワフルで美しく、まさに主役の声。 この方のホフマンが聴いてみたい。 ジュピター大川さん すばらしいお声だった! ジュピターはWotanのパロディーっぽい 圧倒的で美しい声に酔う。 プルートとくだらない喧嘩ばかりしているが プルートはアルベリヒのパロディーっぽい。 登場人物は皆個性的ですばらしい。 おもしろいキャラクターが揃っている。 ナンバーワンの怪しいキャラは吉田連さん演じる地獄の番人。 すばらしい演技力を生かしてキモいキャラクターを熱演。 またお声が独特のけぶるような美声で魅惑的だ。 またMVPはダンサーの6人 七変化なので注目ですよ! 欲を言えばフランス語でやってほしい! わかりやすさは圧倒的に日本語なんだけど 音楽のすばらしさが伝わりにくい。 ザルツブルク音楽祭では歌がフランス語でしゃべりドイツ語。バリー・コスキー演出。 ミネルヴァは眼鏡女子だったけど高品さん可憐で美声だった。 お疲れ様でした。 明日の公演が終了したら中身を書く予定です。 *** 序曲 幕は開かない この時点で読み替えなんか伝統的演出なのか推察できる。 チェロとヴァイオリンの独奏がすばらしい! 大植氏の創り出す音楽世界はロマンティックでとろけるようだ。 幕が開くと 天体の星座図を分断したかのようなセット この天体図は組み合わせ自由で裏が黒で色々使い回しされる。 ヴァイオリン教師、オルフェの看板 ユリディス一人 どピンクのドレス 巻き毛の金髪。 夫のオルフェに飽き飽きし プルートが変装した姿の蜂蜜家のアリステと不倫している。 6頭の羊さんたち メェメェ鳴いてユリディスに賛同する。 ヴァイオリン弾きのオルフェは ヴァイオリンを聴くと気持ち悪くなって死にそうというユリディスのためにヴァイオリンを弾きまくる。 ユリディスがオエーッとなっている。 プルートはつなぎ オーヴァーオール姿で角が生えている。 プルートは大声量の高い声。 プルートは冥界にユリディスを連れて行く 奈落に下がって行く。 ユリディスに夫への手紙を書かせていた。 漢字間違いのある手紙で、ユリディスの教養を示す。 世論が登場し (いかにもというオバサンマダム風) 世論が許さない。連れもどせ!という。 この作品はそもそもグルックのオルフェとエウリディーチェのパロディーということ。 夫オルフェは嫌々世論に従う。 合唱すばらしい 声量でかい。 後半 ここでは神々の事情ばかりが語られ オルフェは最後のシーンまで登場しない。 残念。 後半の主役はジュピターだ。 眠るしかやることがない神々の国 バッカスが幕から顔を出して寝ている。 キューピッド ヴィーナス マルス が歌う。 紗幕が落ちる。 中央の椅子に座るのはジュピター。大川博さん。 そばに妻のジュノー。美女です。 眼鏡女子のミネルヴァ ジュピターの娘 ダイアナ ジュピターは皆に変身がバレバレだと嘲笑される。 ハッハッハッと笑う部分の歌で ディミヌエンドしていく合唱が美しい。 マーキュリーがキックボードでやってきて 🛴 身軽にくるくるとジュピターの回りを回る。 ジュピターは冥界にいるユリディスを夫に返さなければと降る。 冥界 1幕では羊さんだったダンサーが今度は全員犬になっている。 ケルベロスというわけか。 冥界の番犬 男3人 女3人の構成だがこの幕までは衣装でそれすらわからない。 プルートに囲われているユリディスはすっかり退屈している。 これだったら夫といた方がマシだったと嘆く。 犬の絶妙な合いの手とだらけっぷりが最高。 ここで超面白いキャラクターのジョン・スティクスが登場。 最高でした! 不気味すぎるやろ! 2枚目なのに三枚目演技もすばらしい吉田連さんすごい! 歌は超美声!(ギャップ萌え このキャラクターまた見たい! ユリディスがしつこく近づくスティクスを撃退する。 スティクスってなんかドビーのイメージもある。 ユリディスを連れにジュピターが来る。 プルートはしらをきる。 女神たちは一計を案じる。 ジュピターを変身させて狭い鍵穴を通り抜けさせようというのだ。 ジュピターはハエに変身する。 これってめっちゃベタですよね でも原作がそうなんで仕方ない。 ジュピターは早変わり。 仮面ライダー?(^^) さっそくユリディスに迫る。 ユリディスは退屈していたのでハエを気に入って遊ぶ。 ユリディスに恋心を抱いてしまったジュピター、 ユリディスをバッカスの巫女に変身させその後駆け落ちを目論む。 バッカスの宴会 今度は悪魔に変身したダンサー この踊りが最高! もちろんフレンチカンカンの要素もあるが男女ペアのダイナミックなリフトなど満載で超アップテンポ 最高に盛り上がった! ユリディスはバッカスの巫女に変身している。 ついに世論が軽薄男オルフェを山車に載せて引いて登場する。 なんか出てきただけで面白いオルフェ。 しょうがないとジュピターはユリディスを地上に返すことにする。 ガッカリするユリディス。 しかし一つ注意点がある。 絶対振り返ってはいけない。 オルフェは山車に載せてユリディスを連れて行くが、 大声を出されて振り返ってしまう。 あ〜あ! ジュピターはユリディスをバッカスに与える。 大喜びのオルフェ 大団円! なのか⁉︎ (^^) 作品そのものがドタバタコメディ。 最高に楽しく笑えた天国と地獄でした。 バリー・コスキー演出の放送が待たれる。 お疲れ様でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年11月25日 08時42分05秒
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