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カテゴリ:OPERA
![]() 写真左から、丹呉由利子 デニス・ヴィシュニャ 城宏憲 西本真子 森口賢二 志村文彦 富澤祥行(文中敬称略)※カーテンコールのみ撮影可 Photo Album Photo:©Shevaibra, courtesy of Yamato International Opera Association and Yamato City Ballet カーテンコール その1 ※撮影及び動画公開について主催者許諾済み カーテンコール その2 ※撮影及び動画公開について主催者許諾済み やまと国際オペラ協会 歌劇「ドン・カルロ」YAMATO 5幕版 (モデナ五幕版に初稿版やパリ版を含んだもの ※マエストロによるご教示) イタリア語歌唱 Verdi 2024年1月21日(日)13:30~18:30(休憩3回含め5時間) やまと芸術文化ホール メインホール 指揮:粂原裕介 演出:舘 亜里沙 フィリッポII世 デニス・ヴィシュニャ カルロ 城宏憲 ロドリーゴ 森口賢二 エリザベッタ 西本真子 エボリ公女 丹呉由利子 大審問官 志村文彦 テバルド 小林英理子 修道士 長谷部浩士 レルマ伯爵/国王の布告者 富澤祥行 天の声 大音絵莉 アレンベルグ伯爵夫人 古志祐華 ほか バレエ:大和シティー・バレエ 王妃のバレエ「ラ・ペレグリーナ」 振付:草間華奈 ミストレス:折井元子、西山裕子 キャスト 妖精/家臣:江本拓(元新国立劇場バレエ団 ゲスト・ダンサー) 海の守り神コレール:アオ・チャン(ゲスト・ダンサー) 白真珠:古尾谷莉奈 黒真珠:萩原ゆうき ピンク真珠:河村美来 ほか大和シティー・バレエ 管弦楽:やまと国際フィルハーモニー管弦楽団 コンサートマスター:相原千興 Chioki Aihara 合唱:やまと国際オペラ協会合唱団 バンダ:ユース・ウインド・オーケストラ キャッチ>>最も古く、最も新しい、YAMATO5幕版、今、日本初の扉が開きます。大和シティー・バレエによる華麗なバレエも日本初。 音楽の特徴>>今回のYAMATO 5幕版では、最もポピュラーとされる4幕版などではカットされる部分も含め上演。木こりの合唱、フィリッポ2世の嘆き、エリザベッタを讃えるバレエ「ラ・ペレグリーナ」など。特にバレエは本邦初演。 問合せ:やまと国際オペラ協会担当.はせべ *** これはマジで金字塔 すごかった! すでに本年度ベスト3に入る快演 なにしろ5幕板でカットほぼなし、日本初公開部分?てんこ盛りで めっちゃレア グランドオペラの醍醐味堪能しました。 歌手がまた全員どハマり。 全員超熱演 大好きなドン・カルロのレア完全版すばらしかった。 もうこれでいいじゃん、 これしかないじゃんと確信 エボリとエリザベッタの二重唱とかあるし ロドリーゴ死んだ後にキレまくってるカルロの熱唱あるし フィリッポのラクリモーサのメロディの歌唱あるし バレエもコテコテのクラシックバレエで超最高 すばらしい歌唱の数々に滂沱の涙。 なにしろ名場面のオンパレード。 題名役の城さんが超絶好調で最高にすばらしかった! 彼は演技もすごいので出ている時は一秒も目が離せない。 リリックな美声で高音も完璧で美しくリリコスピントのパワーもあってまじアラーニャよりいいです。 そしてフィリッポのデニス。 フィリッポの声ってこれだよねと思わせる 密度の濃い低音 ノーブルで気品のある響き まるでペルトゥージみたいでした。 酔いました。 日本人にはやっぱりこの味は出せません。 エボリの丹呉さんもすばらしかったです。 パワフルなメゾで ヴェールのアリアは高音全部胸声です。 絶世の美女エボリにピッタリの美貌とコケティッシュな演技力。 大変魅力的でした。 難役エリザベッタの西本さんもすばらしい! やっぱり彼女の絶唱は泣けます。 リリコスピントのパワーで最高のDIVAでした。 ロドリーゴ森口さんもすばらしいカヴァリエ・バリトンで、ノーブルな美声で魅了しました。 天の声はステージに登場して歌うのですが、大音さん、一声の役ながらすばらしいお声で魅了しました。 リリカルなソプラノの魅力いっぱいでした。 レルマ伯爵と国王の布告者役の富澤さん 演出に色々いじられていて、しかも普段歌われないレルマ伯爵の歌唱部分がありました。 リリコスピントのパワフルな美声を聴かせました。 6人のフランドルの代議士も良い演奏でした。 バレエもすばらしかったのですが、主役のダンスール・ノーブルがパッと見、城さんにそっくりでびっくりでした。 演出は舘さんなので、さすがのアイディア満載 全くプロジェクションマッピングに頼らない 考え尽くされた解釈 常にテーマを突きつけてくる すばらしい演出家です。 音楽も指揮もオケもすばらしかったです。皆さん上手かったです。 最高のものを見せてもらった感激で今日は眠れそうもないです。ありがとうございました! *** Don Carlo(Don Carlos) Fach(※数種の資料を参照) Philip II Bass Fach : heavy bass / dramatic low bass / Dramatischer seriöser Bass /dramatic basso profondo Don Carlo Tenor Fach : spinto Rodrigue Baritone Fach : lyric baritone / Kavalierbariton(Full lyric baritone) / baritono cantabile The Grand Inquisitor Bass Fach : heavy bass / dramatic low bass / Dramatischer seriöser Bass / dramatic basso profondo / Charakterbass Elisabeth Soprano Fach : spinto Princess Eboli Mezzo-Soprano Fach : dramatic mezzo A Monk Voice Part : bass The Count of Lerman Voice Part : tenor A Royal Herald Voice Part : tenor Thibault Soprano A Voice from Heaven Soprano The Countess of Aremberg : Silent *** ステージに一人佇む王冠を被ったフィリッポ。 大きい影絵が恐ろしく、彼の権力を浮かび上がらせる。 無数の十字架が吊るされている。 この演出では十字架が「剣」=権力、暴力、正義として使われ、一方で「宗教」「結婚」によりがんじがらめに縛られた人々、として両方の意で展開していく。 Act 1 [This act was omitted in the 1883 revision] The Forest of Fontainebleau, France in winter A prelude and chorus of woodcutters and their wives フォンテンブローの森の中で飢える木こりとその妻たち という原設定のまま(その後の改訂版で削除されたシーンで演奏されるのは極めてレア。2013年のザルツブルク音楽祭の「ドン・カルロ」ではこのシーンがあった。) 木こりの独唱がある。 エリザベッタは苦難の民に優しく自分の首飾りを与える。 カルロはレルマの一行に紛れ込んでエリザベッタをはるばるフランスまで見に来た、という原設定のまま カルロのアリア Io la vidi, al suo sorriso - Romance, From 5-act version only Range:F#/Gb3 - B4 カルロの城さん、リリックで美しい歌唱。激情を吐露する。 ![]() ドン・カルロ:城宏憲さん(テノール)Photo:©Shevaibra, courtesy of Yamato International Opera Association 森で迷ったエリザベッタとテバルドはカルロに出会う 原設定:カルロは小枝を拾って火を点けてエリザベッタのために薪をする 読替版:カルロは木屑ではなく十字架を手にする。 許嫁の二人、神に婚姻を約束された二人なのでカルロは十字架を抱いて、それをエリザベッタにも渡す。 カルロは自分の絵姿をエリザベッタに見せる あなたがカルロス王子様なの? 二重唱の中の エリザベッタ独唱部分 Di quale amor, di quanto ardor エリザベッタは、美声で大変パワフルなリリコ・スピント・ソプラノの西本さん。 恋に落ちる二人。 しかしそこにテバルドが来て、レジーナ(王妃)と呼びかける。 しもてのカルロはいやな予感を覚える。 テバルドは結婚相手が変わりスペイン国王のフェリペ二世になったと告げる レルマ伯爵(富澤さん)らの一行が来て、 エリザベッタにフィリッポとの結婚を承諾するか問う。 エリザベッタは両国の和平のため結婚を承諾する。 第2幕 サンジュスト修道院 原設定:キリストの権威を借りて絶対王政を敷くフィリッポのハプスブルク朝スペイン。 修道士 カルロ:僕が好きなのは…エリザベッタ ロドリーゴ:お母様を?なんと。 友情の二重唱 Dio, che nell’alma infondere 第2場 修道院の庭 女官たち テバルドは古楽器の大ぶりのギター(マンドリン?)を手にしている Cantiam! エボリのヴェールのアリア Nei giardin del bello (Canzone del velo) D4 - A5 Nei giardin del bello saracin ostello Ah! Tessete i veli, vaghe donzelle ![]() エボリ公女:丹呉由利子さん(メゾ・ソプラノ)Photo:©Shevaibra, courtesy of Yamato International Opera Association エリザベッタが来る ロドリーゴが現れる ロドリーゴはこれ見よがしに百合の紋章の付いた書簡を掲げる 三重唱 エボリ Che mai si fa nel suol francese エリザッタ 褒美をとらせよう ロドリーゴ 他の方にお慈悲を エリザッタ Ditelo chi mai? ロドリーゴのアリア Carlo ch'è sol il nostro amore- Romance C#/Db3 - F#/Gb4 ロドリーゴ Carlo, ch’è sol il nostro amore ロドリーゴ Ah! Carlo del Re suo genitore ロドリーゴ Un sol, un solo detto d’amore sparir il duolo farà dal cor se tornerà, salvo sarà. se tornerà Carlo fia salvo. エリザベッタ 会いますわ。 ロドリーゴは人払いをする カルロが来る カルロとエリザベッタ Io vengo a domandar grazia alla mia Regina Il ciel avaro un giorno sol mi diè, poi rapillo a me! Ah! perché mai parlar non sento nel vostro cor la pietà? エリザベッタ Il dover, come un raggio al guardo mio brillò カルロ Isabella, al tuo piè morir io vo’ d’amor. カルロはエリザベッタの膝の上で気絶する エリザベッタの動揺 カルロのうわ言 Qual voce a me dal ciel scende a parlar d’amor? Elisabetta! tu bell’adorata カルロ O mio tesor! sei tu 激昂するカルロ Sotto al mio piè si dischiuda la terra io t’amo Elisabetta エリザベッタ それなら父親を殺しに行きなさい! さあ行くのよ! カルロ なんてことだ! 走り去る 王のお成りです フィリッポ登場 フィリッポ Perché sola è la Regina? お付きの女官、アレンブルゴ伯爵夫人をくびにするフィリッポ。 エリザベッタへの当てつけだ。 エリザベッタのアリア Non pianger, mia compagna - Romance C4 - A#/Bb5 ritorna al suol natio, ti seguirà il mio cor, ah! ti seguirà, ti seguirà il mio cor! フランスへ帰りたいという思いを表現する。 すばらしい! 涙があふれてくる! ![]() エリザベッタ:西本真子さん(ソプラノ)Photo:©Shevaibra, courtesy of Yamato International Opera Association エリザベッタ退場。 ロドリーゴを呼び止めるフィリッポ。 まて! フィリッポとロドリーゴの対決 フィリッポ 望みはないのか ロドリーゴ 法という盾があれば十分です フィリッポ 生意気さも許そう。 non sempre! しかしいつもではないぞ ロドリーゴ Ove alla Spagna una spada bisogni 私のためではなく… フィリッポ 話すがよい ロドリーゴはフランドルの窮状を訴える ロドリーゴ Ah! sia benedetto Iddio, che narrar lascia a me questa cruda agonia perché sia nota al Re. フィリッポ La morte in questa man ha un avvenir fecondo フィリッポ スペインは平和ではないか 同じようにフランドルにも ロドリーゴ Orrenda, orrenda pace! la pace è dei sepolcri! それは墓場の平和です フィリッポは激怒し顔を近づけて跪いたロドリーゴを上から圧するように、にらむ ロドリーゴ di voi l’istoria a dir: Ei fu Neron! 後世、ネロと呼ばれてもいいんですか ロドリーゴ Come un Dio redentor, l’orbe inter rinnovate, v’ergete a vol sublime, sovra d’ogni’altro Re! Per voi si allieti il mondo! Date la libertà! すばらしい!! ![]() ロドリーゴ:森口賢二さん(バリトン)ロドリーゴ 森口賢二 Photo:©Shevaibra, courtesy of Yamato International Opera Association フィリッポ: お前もわしの立場になればわかるのだがな。 聞かなかったことにしよう お前を側近にしたい フィリッポは心の中をロドリーゴに打ち明ける。 フィリッポ sgraziato genitor! sposo più triste ancor! 息子は、わしの大切な宝を奪ったのだ。 (宝とは言うまでもなくエリザベッタの心です) フィリッポ Possa cotanto dì la pace a me tornar! 大審問官に用心するのだ Ti guarda! フィリッポの差し出す手に忠誠を誓う フィリッポはポーンとロドリーゴの肩を叩いて去っていく。デニスらしい優しさの感じられる演技。 第3幕 幕前で左右から歩いてくるエリザベッタとエボリ。 エリザベッタは王妃の白いヴェールをエボリに渡す。 公務の代役を頼んだのだ。 エボリは王妃の扮装をして、カルロに逢引の手紙を出すが(このシーンは描かれてない) カルロはこれをエリザベッタからだと勘違いしてしまう。 王妃のバレエ「ラ・ペレグリーナ」 すばらしいです! ![]() 王妃のバレエ「ラ・ペレグリーナ」 第1部 ヴェールをとるエボリ カルロ 王妃じゃない! カルロ Noi facemmo ambedue un sogno strano, in notte sì gentil tra il profumo dei fior. エボリ 夢ですって! エボリは激怒し、カルロの秘密の恋の相手を悟ってしまう ロドリーゴが現れる。 ロドリーゴが二人に割って入る エボリ あたしを誰だと思ってるの? ロドリーゴとの押し問答、カルロの嘆き カルロ Sol Iddio indagar potrà, se questo cor colpa non ha. ロドリーゴはエボリを黙らせようと やめるんだロドリーゴ 刺しなさいよ、ほら! いい策を思いつきました。 エボリ Trema per te, falso figliuolo 呪われた息子よ 三重唱 すばらしい! エボリは怒りに燃えて立ち去る 重要書類を預けてください 王の側近であるお前にか? お疑いなのですか? この私を? カルロ In te riposi ogni fidanza 友情の二重唱のメロディ 第3幕 第2場 火刑の場 ここは 教会から王が出てくる場面で荘厳で 最もスペクタルな場面だ バンダだけでは足りなかったか? バンダの音なのか?スピーカーから音が出ていたような…? 民衆が王を讃える 聖職者たちの集団、次々と十字架を左右の金属の柱に挿す。 国王の布告者が現れる 国王の布告者 Schiusa or sia la porta del tempio! ここはアカペラ フィリッポがエリザベッタと連れ立って登場し権威を誇示する フィリッポ Nel posar sul mio capo la corona 反逆には炎と剣による死が待っとるぞ 6人のフランドルの使者を連れてくるカルロ カルロは酔ったような足取りで、自暴自棄になっている雰囲気。さすがの城さんの演技力に舌を巻く。 Sire, Sire, no, l’ora estrema ancora non suonò フィリッポはにべもない A Dio voi foste infidi guardie, guardie, vadan lontan da me こいつらをなんとかしろ 人々 Ah! pietà, pietà, signor すばらしい重唱 6人の代議士は怒れる民衆にリンチ寸前になっている カルロはフランドルを自分にくれと直訴する たわけめ わしに刃向かう剣をお前に与えると思うのか? カルロの見せ場 Sarò tuo salvator, popol fiammingo, io sol! ここの高音もばっちり。すばらしい!何か降りてきてるような城カルロ。 フィリッポが十字架の剣を抜く。 カルロも十字架の剣を振り上げる。 ロドリーゴが割って入る。 ロドリーゴ A me il ferro. カルロの驚き カルロは剣をロドリーゴに渡す。 フィリッポは退場する 天の声は通常はそでで歌われるが、火刑にされる人やフランドルの代議士を救うイメージでステージ真ん中で歌う。フランドルの代議士は祈りを捧げるが、苦悩する。 第4幕 オケ演奏に続いてフィリッポの名アリアのシーン チェロの独奏 奥の段の上でフィリッポが愛人エボリと寄り添っている。エボリはフィリッポに寄りかかって寝込んでいる。フィリッポはまんじりともせず、前に出てくる。 フィリッポの執務室の椅子の上に座る。 フィリッポのアリア Ella giammai m’amò! F#/Gb2 - E4 Ella giammai m’amò! amor per me non ha! エリザベッタをわしを愛していない il mio crin bianco il dì che qui di Francia venne. No, amor per me non ha, amor per me non ha! Il sonno, o Dio, sparì da’ miei occhi languenti. Dormirò sol nel manto mio regal, quando la mia giornata è giunta a sera わしが眠れるのは墓に入った時なのだろう Se il serto regal a me desse il poter di leggere nei cor 人の心を読み取る力を与えてくれたら… しかしそれは神だけの御業 すばらしい! ![]() フィリッポ:デニス・ヴィシュニャ Photo:©Shevaibra, courtesy of Yamato International Opera Association レルマ伯爵 Il Grand’Inquisitor! 大審問官が女の横に立っている。 エボリは自分のドレスが大審問官に踏まれているが、盲目なので大審問官は気づかない。 息子の処罰について相談するフィリッポ エボリは秘かに聴いている。 息子を極刑に処すことへのお墨付きをもらう 他には? ない では私が言おう 反逆者 ポーザを処刑しろ フィリッポ No, giammai! 嫌だ! 大審問官 それではお前が裁判に立つのか。 お前はわしがしてきたことを台無しにするのか? フィリッポ 仲直りしましょう 大審問官 Forse! さてな 大審問官は出ていく。 フィリッポ Dunque il trono piegar dovrà sempre all’altare! エリザベッタが取り乱して駆け込んでくる Giustizia, giustizia, Sire! 宝石箱が盗まれました フィリッポ それはこれか? 驚くエリザベッタ レルマ伯爵が宝石箱を持ってきて開ける フィリッポ: カルロの肖像画がお前の宝石箱の中に… 私は王太子の婚約者でしたもの。 私をお疑いになるのですか? フィリッポ io lo giuro innanzi al ciel, il sangue verserò! わしを馬鹿にするなら血の報復が待ってるぞ ここもだいぶ通常のシーンと違いました 「浮気女への慈悲をか?」で通常に戻りました どうかお慈悲を 浮気女への慈悲をか? エリザベッタは気を失う 誰か! テバルドとロドリーゴが駆け付ける エボリは微妙な表情 重唱シーン 全員が自らの心の内を語り 全員違うことを考えているのに すばらしい重唱になっているという ヴェルディの真骨頂のシーン フィリッポ Ah! sii maledetto, sospetto fatale エリザベッタが目覚め苦しみを歌う フィリッポとロドリーゴが退場する。 エボリは裏切りを王妃に告白する カルロを愛していたですって? ここから二人の二重唱が展開します。驚きです!聴けてありがたい! お許しください そして国王の誘惑に屈しました 十字架を返して→このシーンはありません。レルマにそれをやらせるのです レルマが通常エリザベッタが言う、修道院か追放か…のセリフを言います。 いよいよ名アリアです エボリのアリア O don fatal B3 - B5 エボリ O don fatale, o don crudel Ti maledico, ti maledico, o mia beltà! パワー カルロの牢獄 ロドリーゴが来る ロドリーゴのアリア Per me giunto - Romance C3 - F4 もうお会いすることはありません 天国できっとお会いできるでしょう lagrimar così perché? No, fa cor, no, fa cor, どうしてお泣きになるのです 気をしっかり持ってください l’estremo spiro lieto è a chi morrà per te. 死ぬ最後の瞬間まで私は幸せです あなたのために死ぬのですから。 拍手 レルマら王の臣下が暗殺団としてやってくる。 レルマはロドリーゴに向け銃を撃つ。 ロドリーゴ: O Carlo, ascolta アリア Io morrò, ma lieto in core - Romance E3 - F#/Gb4 Ah! io morrò, ma lieto in core 死んでいきますが私は幸せです スペインのための救世主をお救いできたのですから 私のことを忘れないでください もうダメなようです カルロさま、さようなら ロドリーゴがこときれた直後にフィリッポがやってくる カルロに剣を返すと言う。 カルロはもうあなたの息子はいない、牢獄に息子に似た男がいるだけだとフィリッポに告げる このカルロの激した演唱がすごかったです!高音もあり!また聴きたい!超レアシーンです。 フィリッポはロドリーゴを悼む歌を歌う。(このシーンはスカラ来日公演でルネ・パーペも歌ってました。ヴェルディ「レクイエム」の「ラクリモーサ」のメロディラインです。) 民衆がカルロを引き渡せと迫る 民衆の反乱 エボリがカルロを連れて逃げる フィリッポはもうだめかと覚悟するが そこに大審問官が 彼の一言で皆ひざまずく民衆 窮地を救われたフィリッポ。 第5幕 (サンジュスト修道院の回廊) エリザベッタ いよいよ名アリアです Tu che le vanità conoscesti del mondo A#/Bb3 - A#/Bb5 迫力の演唱 カルロが来て 二重唱 ここもすばらしい!! しかし背後の薄い幕が上がるとフィリッポらが待ち構えていた カルロは剣を交える しかしカルロ・クイントが登場し、 カルロは背後に誘われるように入っていく カルロが消え 人々はカール5世の亡霊に吃驚する エリザベッタの悲鳴もすごい! 全幕終了 お疲れ様でした。 詳細続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年01月24日 19時57分04秒
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