小沢幹事長は不正に金を集めているーその原資を考える
(2010年5月21日 読売新聞)讀賣新聞によると小沢幹事長は検察審査会に今までにない「上申書」を提出するということです。『「 小沢一郎・民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反事件で、東京地検特捜部が21日に小沢氏を再び嫌疑不十分で不起訴とする方針を固め、東京第5検察審査会が第2段階の審査に入る見通しとなったことを受け、小沢氏側は同審査会に対し、事件への関与を否定する上申書を提出する検討を始めた。 』と言う記事です。検察審査会にもう一度起訴相当と議決されると困るので上申書を出して検察審査会を抱き込もうという戦略です。しかし、小沢幹事長はこう言うことが有って良いのだろかと言うこと非道義的なことをしています。このままこの人に国を任せて良いのでしょうか。法を犯していないと言うが法が定められていないからと言って公のものを私的なものにして良いとは思えません。日本の国の政治から追放すべきです。それは平成16年に買った土地をその年の10月29日に代金を支払ったものを翌年度の購入としたのです。3.52億円もの資産を収支報告書に記載しないと言うことはかなりの事務処理の変更をしなければなりません。購入事務も、資産計上も、秘書は報告書作成したら必ず重要点を報告し了解を得ます。それがなかったという小沢幹事長の言うことを信用するかどうかは裁判員にお任せしましょう。何故石川元秘書は、そう言う事務処理を小沢氏に提案したのでしょう。それは小沢氏に係わる資産計上が総て問題であることを知っているからです。先ず、小沢氏の資産は、平成6年から19年にかけて土地、建物の購入の経緯を見てみましょう。陸山会資産増加の経過年度 年購入額 累 計平成6年 422,388,350円 422,388,350円平成7年 340,000,000 762,388,350円平成8年 0 762,388,350円 平成9年 0 762,388,350円 平成10年 0 762,388,350円 平成11年 132,000,000 894,583,350円平成12年 894,583,350円平成13年 99,048,143 993,636,403円平成14年 0 993,636,493円 平成15年 113,000,000 1,106,636,493円平成16年 0 1,106,636,493円平成17年 363,866,000 1,472,502,493円平成18年 0 1,472,502,493円平成19年 32,088,000 1,504、590,493円 (平成19年度入試報告書、資産表から購入年で作成)平成6年と平成7年で7.62億円もの資産を購入しています。これについて『~脱税億ションは支那・韓国女スパイとのハーレム~』と題して、2007年10月7日 週刊AERAが特集しています。そして小沢幹事長氏側はこの記事は嘘であると裁判にかけたが、この記事は正しいと裁判所が判定し敗訴になったのです。報告書に記載されている東京都心の8つの億ションとマンションの使途。・港区元赤坂1-7「元赤坂タワーズ902号室」 億ション、秘書との“打ち合わせ”場所・港区赤坂2-17「チュリス赤坂701号室」 億ション、「陸山会」事務所、「小沢一郎東京後援会」・港区赤坂2-14「ライオンズマンション赤坂志津林305号室」 小沢一郎の書庫・千代田区麹町2-12「グラン・アクス麹町602号室」 「ジョン万次郎ホイットフィールド記念国際草の根交流センター」(政治家としての公的な業務ではないと小沢自身が認める)、“若い中国人女性”2人の住居(小沢側は“留学生”と弁明)・港区赤坂2-17「プライム赤坂204号室」 「株式会社エスエー・コンサルティング」・港区赤坂6-13「クレアール赤坂203号室」 小沢の英国人秘書(女)の事務所兼居宅・港区赤坂2-8「デュオ・スカーラ赤坂802号室」 小沢の韓国人秘書(女)の事務所兼居宅・港区南青山2-2「ラ・セーナ南青山502号室」 小沢の中国人秘書の事務所兼居宅 こういうように週刊誌に騒がれた問題もあって、更に平成15年度には1.13億円の資産を買って、続けて3.52億円もの巨額の土地を買うことは目立つことであり、マスコミに騒がれると小沢氏の党首選挙に影響すると考えたのです。そこで、1年ずらすことを提案し「おう、そうか」と小沢氏の了解を貰ったのです。それな共同謀議と同じです。と言うことで検察審査会は起訴相当にしたのです。これらの資産の資金は何処から得られたのでしょう。その大きなものと考えられるのが1,新政党・自由党解党時残金が22億円あったと言うことです。 『小沢一郎民主党幹事長が過去に率いた2つの政党「新生党」と「自由党」を解党した際、党に残った資金の大半に当たる計22億円余を、自分の運営する政治団体に移して支配下に置いていたことが分かった。自分の政治活動のほか、親族への支出などにも充てていた。両党の資金には政党交付金など多額の公金が含まれており、こうした資金が原資と考えられます。 政治資金収支報告書などによると、小沢氏が代表幹事を務めた新生党は新進党に移行する直前の94年(平成6年)12月、党本部と10支部に残った資金のほとんどに当たる9億2526万円余を、2政治団体「改革フォーラム1」に移した。党本部に限ると5億5948万円余のほぼ全額が同フォーラムに移され、この大半は国から支給された「立法事務費」だった。同フォーラムは、東京都千代田区にある小沢氏の個人事務所を所在地とし、小沢氏が実質的に運営している。 また、03年(平成15年)9月には小沢氏が党首だった自由党と民主党の合併に伴い自由党が解党。同党に残った15億5715万円余(うち5億6096万円余は政党交付金)は、所属する議員らの35政治団体に各500万円が分配されたほか、13億6186万円余が同党の政治資金団体だった「改革国民会議」に移された。06~07年には農水省OBの小沢氏の義兄に対し「組織維持費」の名目で計495万円の支出もあった。支出額は毎年6066万?8308万円、5年間で3億4556万円余に上る。解党時の残資金を巡っては、政党交付金に限り他団体への寄付を禁じる改正法案が今年、衆院を通過したが、解散で廃案となった。 2009年12月27日 2時30分』この資金を一手に自分のものにしたのである。2.次に小沢幹事長支配下の政治資金団体がいくつも有ります。小沢幹事長支配下の政治団体です。収支報告書が出てきた平成15年~19年の寄付は民主党岩手県総支部5.3億円、小沢一郎政経研究会3.7億円の計9億円となっています。この15年~19年の資産の増加は5.1億円も増加しています。一方小澤氏からの借入は4.56億円有りますが、返済額が7.61億円、3億円多く払っています。寄付元の小沢一郎政経研究会についてはどういう団体なのか,どうしてそう言う巨額の寄付を集めたのかと言うことになります。『 (2009年11月5日)政経研側は、政治資金規正法で定められた購入上限額(1回のパーティーで1企業150万円)を上回る金額を企業側に要求し、上限額との差額を、収支報告書で企業名の記載義務がない20万円以下の小口分に分散していた疑いがある。政経研の収支報告書によると、政経研は00~04年に毎年4回ずつ、政治資金を集めるための「小沢一郎政経フォーラム」というパーティーを開催。この間のパーティー券収入総額は計約6億9千万円で、うち購入者名の記載がない20万円以下の分は計約6億4千万円に上っていた。ある購入企業関係者は、「小沢事務所から要求があり、パーティーを開催するたびに、指定された枚数のパーティー券の代金を支払っていた。指定額が1回あたり150万円超の場合もあったが、それに応じた」と証言した。政経研の00~08年のパーティー券収入は約10億1千万円。政経研はこの間、陸山会に計約3億6千万円を寄付したほか、他の関連2政治団体に計約4億7千万円を寄付している。これら4団体はすべて同じ所在地。 』これによると小沢氏は定期的にパーティーを開催しては、莫大な寄付をかすめ取り、それを陸山会に送付し、それが資産になっているのです。パーティー券は暴力団のみかじめ料みたいな物で、地域の業者は困っていることでしょう。3.次に考えられるのは水谷建設等からの不正献金です。『複数の同社(水谷建設)関係者によると、ダム工事を巡っては通常、大手ゼネコンに下請けを依頼するため営業をかける。だが、胆沢ダムでは大手ゼネコンに助言され、小沢事務所に直接あいさつに赴いたという。水谷建設の元幹部は「相当苦労はしたらしい。おかげでダムの下請けが受注できたのは間違いない」と証言した。』この記事によると、下請けとなる前に大手ゼネコンは陸山会に挨拶に行くように助言され、水谷建設は5000万円持っていったということです。しかし、この挨拶に行くことは業界の常識だったと言うことは胆沢ダムでは相当の工事があってその都度ご挨拶があったとすれば、5000万円の7社=3.5億円くらいは裏献金があったと考えられます。この裏献金があってこれをどのようにして表に出すかが問題です。そのためには現金を借り、現金で保管しておく必要です小澤一郎氏から3.5億円現金で借りた、と言って借りたふりをして不正献金を銀行にに入金します。マネーロンダリングって簡単なものです。そこから不正資金銀行に持ち込めば良いのです。それで土地を購入し、そして借りてはいない金を返せばいいのです。以上3つの方法で資金を集め、資産を購入しそれが小澤氏も名義になっているので、政治資金を、或いは寄付を或いは不正献金を、陸山会を通して、自分の資産にしているのです。小沢氏については陸山会以外のも個人的に資産を手当たり次第に買っていると言うことは(沖縄の辺野古にも広大な土地を買っていました。基地移転を見越した投資でしょう。今回の鳩山首相の決着は小沢幹事長は密かに望んでいたことなのです。)小沢幹事長に対する容疑は不記載に対する共同謀議ですが、起訴によって資金の出所を解明し、この小澤幹事長を取り巻く不正を暴き、政界から追求すべきです。小沢幹事長は不正に得た資金で権力を握り、この日本を乗っ取ろうとしているのです。この小沢幹事長このまま政権に置いて置くわけには行きません。不記載については小沢幹事長は指示していない勝手にやったことだと言い逃れしていますが、検察審査会は必ず起訴相当の議決をして欲しいと思います。