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2004年08月19日
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カテゴリ:読書日記
ときどきファーストフードの禁断症状が出てしまう。
昼食に行ったモスバーガーは時間帯もピークをはずしていてのんびりした雰囲気。

前から食べてみたかったナンチョリソーにかぶりつきながら、ふと隣を見ると子どもが本を読んでいる。

何かと思ったらなつかしの『宿題ひきうけ株式会社』だ。

子どもならこんな会社がないかな、とあこがれる会社だろう。
私もあこがれた。
特に自由研究と絵が大嫌いだったので、会社が実在すれば是非仕事を委託したくなったはずだ。
ラジオ体操は意外と好きだった。
読書感想文は、高度な図書を扱っていて「小学生らしくない」と先生にリジェクトされた。
だから教師は嫌いだ、とはいわないが。

この宿題ひきうけ株式会社、社長、営業、作業員となかなか効率的な仕組みで会社運営をしていたように記憶している。
今なら企業家精神(あんとれぷれなーしっぷ、とかいう。個人的にはさもしげな用法が増えて好きじゃなくなりつつある言葉)の発揮とかいって、あまり怒られないかもしれない。

もちろん作品の中では、先生の指導で会社をたたむ。
イマドキの児童文学者が同じモチーフで作品を書いたら、「業種変更」をして会社はつづけさせるというラストになるかもしれない。
でもきっと『宿題ひきうけ株式会社』のようにロングセラーにはならないと思う。

大人には大人の、子どもには子どものノルマがあって、それを果たして大きくなっていくのだから。
宿題は自分でやるべきだ。
と、大人になっても自分に言い聞かせている私の言うことでもないか。

自分が子どものときと同じ本を読んでいる子どもをみつけて、うれしく、そしてなつかしく不思議な感覚になった。

この本を読んでいる隣の席の男の子の夏休みの宿題はどうなっているのだろう?
気にしつつも、あわただしく店を出たのだった。





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Last updated  2004年08月19日 20時32分57秒
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