カテゴリ:落語
本日は喬太郎さん、扇辰さん、市馬さん、白酒さんの落語を聴きに有楽町朝日ホールに参上! 喬太郎さんのネタは「ちりとてちん」。喬太郎さんの師匠のさん喬さんの「ちりとてちん」は聴いたことがあると思うが、喬太郎さんの「ちりとてちん」はお初かも。六さんの悶え苦しむ表情は瀧川鯉昇師匠ばりの迫力。逸品。 扇辰さんの「甲府い」は2023.01.20.Fri. 第3回文蔵組大落語会(初日、第1部)@ユーロライブ以来、約1年4か月振り。その時もコンパクトに畳んだが、今日も短めに。 市馬さんのネタは「七段目」。 お得意の歌は封印。歌に代えて、今日は芝居のセリフ、仕草を存分に。 2か月前の 2024/3/5@有楽町朝日ホール 春の四景(下)フォーマル で市馬さんを含め、その際の出演者、喬太郎さん、三三さんに毒を吐きまくった白酒を揶揄してか、 マクラの冒頭「これから害虫が控えております。首の辺りに毒を一杯ためて」 と皮肉。 「その」さんの三味線もバッチリのタイミングで入って、粋でイナセな「七段目」。 トリに控えしは、毒満点の白酒さんの「お化け長屋」。 序盤の空き家を借りに来た人を怪談話で脅かすクダリも面白いが、中盤の借りに来た人が怪談話に驚かず逆にやり込められるところが白眉。 ラストは白酒さんの工夫で、長屋の住人で二人に協力できるのが与太郎とおタネ婆さんだけで、「障子に髪がサラサラサラ」を誤解した与太郎が皿を投げまくり、幽霊役の婆さんが緑の黒髪の代わりに岩海苔を付けて「開けとくれ~」と叫ぶ。 驚いて逃げた職人を見て婆さんが「尻腰のない人だね」と言うと杢兵衛が「え、引っ越さない? また失敗だ」でサゲ。 兼好さんのサゲは白酒さんとは違ったサゲ。兼好さんの「お化け長屋」もまた、お聴きしたい。 2024/5/7(火) 青葉四景@有楽町朝日ホール 「元犬」柳亭市助 「ちりとてちん」柳家喬太郎 「甲府い」入船亭扇辰 ~仲入り~ 「七段目」柳亭市馬 「お化け長屋」桃月庵白酒 参考) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.05.08 11:21:39
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