2011/04/16(土)16:29
ひめ乙女 庄内ひめ乙女倶楽部
庄内のイチゴはもっと早くから出てはいるけど、旬の終わりの時期が一番おいしいんじゃないかと毎年思っている。ということで、このイチゴ美味しかったです!砂糖かけてるみたいに甘かった。
ひめ乙女は、芳香、いちご味ともに濃厚で、実は一番好きな品種です。
しかし、品種がいいからと言ってすべて美味しいとは限らないわけで、今回のは大当たりでした。手向の大川欣一商店で買いました。
本当においしかった。
いちごの品種はあまり詳しくはないけれど、章姫なんかは酸味が少なすぎて、ちょっとどんけない感じ。酸味が甘味より前面に出ては美味しくないが、酸味がなさすぎるのも味に華やかさが出ない。酸味は味を引き立てるのに重要な味だと思う。
その点、このひめ乙女は、色も赤が濃厚で、芳香も濃厚、味も濃厚!
いちごを作り続けて十数年というベテランが集まり結成された「ひめ乙女倶楽部」では、作り手間での味のばらつきをなくすため、肥料を統一し管理と栽培方法をお互いにチェックする努力を怠らないとのこと。
今年のは、いつにもまして美味しかったですよ。農家の方も、毎年毎年工夫を重ね、前年の反省点を改善して作っているから、どんどんおいしいのができるんですね!
ホントに工業製品とは違って、気候や土と付き合って取り組む農業は、失敗したからと言ってすぐに作り直します、というわけにはいかないわけで。。。
だから、福島の農家の方々は気の毒だなと…。
土や水がすべてなのに。それを駄目にされたら…。
放射能の影響が出てすぐに自殺された農家の方がいたけれど、ネット上で、「自殺しなくても、東電から補償がたんまりもらえたかもしれないのに」とか、全く分かっていない書き込みがあった。まったく分かってないね。金の問題じゃないと思う。もちろん、お金は必要だし、借金返せなくなったり、生活できなくなるのは困るけど、農家にとって土は命と同じくらい大事なもの。
あと、ネットのニュースを見ていたら、川崎市で福島県のごみを受け入れると言ったら、市にクレームの電話が殺到したそうな。放射能汚染をまき散らすなとかなんとか。あほ丸出し。そんな危ないごみはそもそも持ってこれないだろ。民度が低いというか、なんというか…。
そもそも、津波で出たガレキの量は半端ない量な訳だから、近隣の県のごみ焼却施設でちょっとずつ受け入れて、どんどん処理してやるのがいいんじゃないかと思っていた。
こちらの焼却施設にそういう打診が来てるかどうかは知らないけれど、宮城県では、いつもの23年分のごみに相当するガレキが今回の地震で出たそうじゃないですか。とても、被災地の焼却場だけで処理できる量じゃないですよ。域外処理の手続きも簡素化するなどして、協力してやるのが筋なのでは?
人気blogランキング地域情報東北地方←いつもクリックありがとうございます!