疲れたキビナゴ
疲労困憊のキビナゴ(一人前)昨夜の夕食のキビナゴを食べたのは,6人で4匹くらいだった。コシコシした食感はなく,ぐにゅぐにゅでキビナゴ独特のおいしさは全く感じられなかったという。お魚さんがお友達ではない小生でも,新鮮でないと判断できるほどの古さだった。理由を言ってすべて下げてもらった。見た目にはきれいだが,各個にこれだけ腹を裂いて並べるのは時間もかかるし,古くもなるだろう。使う食材も多いのだから一人当たり2,3匹もあれば十分だと思える。あとで調理場でも試食したのだろうか,今朝チェックアウトのとき「ご迷惑をおかけしました。」と頭を下げられてしまった。朝食はバイキングだったが,腰が曲がって食べ物をとりにくい母親に一人付き添ってくれて,食べたいものを聞き,取り皿に取りわけながら,座席まで付き添って運んでくれた。今まで泊まったところでは,家族が最初から最後まで面倒見なければならなかったが,このようなサービスは初めてだった。