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![]() 松坂屋美術館で開催中の谷内六郎さんの展覧会へ行ってきました。 谷内六郎さんの絵は『週刊新潮』の表紙を1956年の創刊号から1981年まで25年間に渡り飾っていたので、30代以上の方にはご存知の方も多いと思います。 僕は子供の頃谷内六郎さんの絵が大好きだったのです。 でも、この展覧会の告知を見るまではそんなことをすっかり忘れていました。 とにかく沢山の作品が展示されていて、どれも素晴らしいものでした。 あの鮮やかな色彩が、水彩で描かれたのには驚きです。 青い空はとにかく青く、赤い色が見事に赤い。 子供の目線で捉えた風景をそのまま絵にした感じ。 降ってくる雪がお侍さんになったり、こおろぎが忍者になったり、床屋さんが切った髪がスキーヤーになってすべり降りたり、とにかく楽しい! 確かに、子供の頃はそんな想像をして、見るもの聞くもの何でも楽しめましたよね。 逆に、夜の闇が怖かったり、天井の木の模様が怖い動物たちの姿に見えたりと、想像力の豊かさゆえに子供時代には感じた怖れも見事に絵で表現しています。 そんな子供のような感性を59歳で亡くなるまでずっと持ち続けた谷内六郎さんを僕は尊敬します。 谷内六郎さんをご存知の方も、そうでない方も、大人にこそ見て欲しい展覧会です。 きっと、忘れていた大切なものを思い出しますよ。 「谷内六郎の軌跡 ーその人と仕事ー」 松坂屋南館7階の松坂屋美術館にて1月23日まで開催中 こちらのページから200円割引券が手に入ります ↓ ↓ ↓ ↓ http://www.matsuzakaya.co.jp/museum/taniuchi/index.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月15日 22時13分51秒
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