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会社は、雇用している労働者に年1回の健康診断をうけさせなければなりません。
これは労働安全衛生法で定められていることなんですが、従業員の中にはなぜか理由もなく健康診断の受診を拒む人がいます。 そのような人によく話しを聞くと「忙しい」とか「どうせ異常が見つかって医者に行くんだから健康診断をしてもしかたがない」とかよくわからないことを言う人もいます。 検診機関に勤める知り合いに聞いた話しなのですが、毎年尿検査で異常が見つかるのでそれを嫌って、水を入れもってくくる人もいたそうです。 まあ、すぐに水だとわかってその場で本人に問いただしたそうですが、本人は絶対に尿だと言い張り、結局分析器にかけて水だと証明し、そのまま事業主に報告したそうです。 では、法律で決まっているということを別として、なぜ健康診断をうけるのでしょうか? 現在の死亡原因のワースト3は次のようになっています。 1.がん 2.脳血管疾患 3.心疾患 ※2位と3位は時々入れ替わります。 この3つで死亡原因の約7割を占めています。 ほとんどの人は、このうちのどれかにかかる可能性が高いと思います。 しかし、どの病気も罹ってはじめて医師によって病名がつけられるのであり、いつ発症するのか現在の医学ではわかりません。(そもそも発症するまで自覚症状がありません) でも、目に見える数値からある程度の予測をたてることができます。 そう、健康診断の検査値で「血圧が高い→脳血管疾患になるリスクが高い」、「動脈硬化指数が高い→心疾患のリスクが高い」というように将来の病気へのリスクを知ることが可能です。 そして、リスクを予想できれば、生活習慣を改善するなど事前に対策が可能になります。 そのようなことから健康診断を受けるメリットがあるように思います。 まあ、私の場合リスクは予想できるのですが、なかなか生活習慣が改善できないのが難点です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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