春は花 夏杜鵑 秋はもみぢ葉

本日、退任した前社長の(何回目かの)送別会。一体何回やるんだろう？という感じで、毎月のようにやっていたけど、今回が最後。というか、最初に「シークレットでやろう」と誰かが言い出して、企画→会場予約、まで行ったら、前社長から「俺も最後だし、送別会やろう！」と言い出され、そこからグダグダになった気がするwww まあ、どの会も暖かみがあって、前社長(現会長)の人柄とか、会社の歴史とか社会的に意義があったんだと再確認することとか、要するに参加していることに対しても色々と意義があったので、それはそれで良いんだけど。


でも、精神的には負担がかかるんだよな…。(´･ω･)特に必ず二次会あるし、そういうがあるということ自体、かなりキツイ。まあ、いつも出ずに帰るんだけど、こういう時の帰りは、駅のホームで電車を待つのが、ちと怖い。



うちの会社、体育会系というか、創業時のメンバーはもう殆どいないんだけど、そこから仕事が軌道に乗るまでのいわゆる第1期メンバーが飲み会大好きで、「世の中に飲み会が嫌いな奴はいない！」と決めてかかってなんでも勝手に決めてくるのが、ちょっとねぇ…。世の中にはノミニケーションとかアルコールとか、そういうのが苦手で負担になる人が結構いるんだよ、と言いたいし、また実際言ってるんだけど、「仕事だと思え、慣れろ」の一言で却下されたからな…。(´･ω･)


これからの会社の行く先を考えた時に、今の社長はとにかく拡大均衡でM&Aとか積極的にやって、規模を大きくするのが目標みたいだから、今のままの社内文化だと、早晩会社規模が大きくなってきたときに、内部から破綻していくのは目に見えているんだけど…、第1期メンバーは「今のやり方に合わない奴はこの会社辞めてもらって構わない」とか平気で言うからな…、その時慌てても間に合わないのに。



色んな人がいて、色んな会社があるわけで、その人その人なりの価値観とか、その会社その会社なりの社内文化とか、様々なものがある筈で、そういったものを受容できる懐の深さが、この会社にはあると思うんだけど、長い間、いわゆる「身内感覚」でやってきた会社なので、そこのところで視野狭窄に陥ってるんじゃないのかな…。



なーんてことを、先日の社内旅行の帰り、部長とクルマで2人っきりになった時に、言ってみた。やっぱり「うーん…」と腕組みして黙っちゃった。(´･ω･｀)部長自身が第1期メンバーだし、飲み会好きだし、それでも色々な人がいて、色々な価値観があって、それを認めてくれている人だから、多分私なんかは第3期とか第4期メンバーになるので、だからちょっと話をしてみたんだけど…。



彼にしてみれば、私は時々そういう痛いところを突くので困るらしい。(と、他の主任さんから、部長がそうこぼしている、と聞いたw)それでも、同時に「こうしたらいいんじゃないか」という案を必ず言うようにしているので、そこんとこで多少救われているらしい。色んな会社にいたし、色んな仕事もしてきたので、そういう経験の部分で、多様性というか、様々な価値観を認め、そういったものを受け入れる器があってこそ、人を大切にすることが出来るんだと思う、と散々言ったんだけど…。


でも、その提言？のせいか、私が「こうしたい」と言ったことが、半分採用されていて、この夏から試験的にやってみるとかいう話もちょっと聞いた。言ったことをバッサリ却下したりせず、聞いてくれるのがこの会社の良いところだと思っている。なかなか出来ることじゃないと思うし、中小企業の良い面がこういうところに出ているんじゃないかな、と。



で、ついでに言うと、多分社長はそういう意見？小言？を私が部長にブツブツ言ってるのを知っていて、あるいはむしろその部分で私に期待をしているような雰囲気がある。社長も実は後からやってきた、いわゆる「外様」なので、そういうところに多少は共感してくれている部分があるのかな…、と思ったりもする。あの社長ほど、飲み会が好きな人はいないのだけどw でも、なかなか直接は話しづらいよね…。(´･ω･)話せるようになれたらいいけど、それはそれで諸刃の剣のような気もするしw 転勤とかしたくねぇよw



会長が感激して涙ぐんだくらいに今日の会は成功？したけど、その陰で、やっぱり精神的にかなり参ってる自分がいたので、申し訳ないけど、ちょっとこの場で愚痴らせてもらった。社内にはまだこのブログの存在バレてないからいいんだけど、バレたらちと怖いな…ww