テーマ:歴史の足跡(74)
カテゴリ:名所・旧跡
片山廃寺跡は奈良時代の寺院跡で寺院の敷地は約160メートル四方。静大近くの東名高速陸橋の下にあり、県道を挟んで両側に遺跡が残っています。 平安時代前半まで存続したこの寺院は駿河国の国分寺という説と地元有力者の氏寺だという説があります。江戸時代には遺跡の存在が記録されていますが、本格的な発掘調査は戦後に行われ、東名高速建設時に行われた調査で寺院の建物の様子がわかってきました。 発掘調査の結果、境内には金堂、講堂、僧坊が配置されていましたが火災により消失し、以後は再建されなかったことが判明しました。 また、ここから500メートルほどの山裾では片山廃寺で使用した屋根瓦を焼いた窯跡も見つかっています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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