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ずっと欲しい車がなかったが。。
ドイツでポルシェカレラを買い、持って帰ってきて通算13年乗り、 もういいかと思いVITZに乗り換えて3年となった。 このVITZはなかなか優れものでローダウンスプリング+スポーツサスで 足回りは固め(いわゆるシャコタンですね)、チンスポイラーで空気 抵抗を減らし、エアフィルターをスポーツに代え、エギマニをつけて 排気効率を上げ、シートはレカロに代えている。 (シフトはもともとパドル!エンジンはツインカムでいくら回しても 壊れない代物だ。。) ざっと安いVITZが2台は買える。。(^O^) ここへ来て86なる懐かしい名前の車が4月発売されるという。。 われわれが学生時代はAE86と言って一般にはレビンとトレノという 名前で、走り屋の間では憧れの車があった。そのコンセプトを 引き継いでいるということなのだろう。当時もFFが多い中珍しいFR だったが、今度もFRとなっている。型番はFT86というらしい。 どういう経緯があったかわからないがスバルとの共同開発となって いる。水平対向4気筒の技術はスバルの十八番であるが、これは それを取り入れている。(ポルシェは水平対向6気筒だ。。) この車が200万円台で売り出されるというから期待大だ。。。 こういう車には若者が興味を持つと思いきや、問い合わせや受注は 40代が多いとのこと。。(*_*) 大前研一氏の面白い分析がある。。 『東京モーターショーでトヨタが発表した、今春発売予定の小型スポーツカー 「86」のような“スポーティーカー”は、今は買う人が少ない。このセグメントは、 かつては日産「シルビア」やホンダ「インテグラ」などが、スタイルや走りの 良さに憧れた若い男たちに売れて一世を風靡したが、その人気は1980年代に 失われてしまった。なぜなら、それ以降の日本は一家に1台のファミリーカー 時代になり、車を買う時の意思決定者が複数になったからである。 つまり、車種は普段使う息子や娘が選ぶが、購入資金を出す父親も時々運転する という、先進国でも日本だけの現象が起きたのである。その最初の10年ぐらいは、 未舗装路のない日本では全く不要で街乗りに不向きな4輪駆動のSUV(スポーツ用 多目的車)が売れていた。合理的に見ると最も理解に苦しむ車種選びで、日本人は 判断を誤っていたとしか思えないが、意思決定者が複数だとそういう結果になって しまうのだ。その行き着いた先がワンボックスカーである。家族で旅行や帰省を する時に5人乗りのセダンでは少々窮屈ということで、ゴールデンウィークや 年末年始など年に数回の家族全員利用に合わせて7~8人乗りのワンボックスカーを 選択し、大半の時は1人で乗っているという、これまた非合理的な判断をしている わけだ。かくして日本の道路は、不格好で非経済的なワンボックスカーがあふれる という世界でも類を見ない珍奇な状況になったのである。そして今は軽自動車 ブームである。家族それぞれが通勤や買い物などの日常利用に合わせて最適化する と、みんな維持費が安くて駐車スペースが小さくてすむ軽自動車を選ぶ。 だから車が生活必需品の地方では、家族全員が軽自動車を保有する時代になり、 一家に軽4台というケースも珍しくなくなっているのだ。』 取り敢えず発売されたら見に行こう。。衝動買いしてしまうかもしれない。。。(^_^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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