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『哺乳類の大脳基底核は運動調節や認知機能、感情、学習、動機づけといった、さまざまな機能に関わっているといわれる。
アカゲザルに、特定の合図のあと、モニター画面の図形が動く方向に目を動かすように覚えさせ、うまくできたらジュース(報酬)をもらえるようにトレーニングした。そのときの腹側淡蒼球の神経活動を記録し分析したところ、腹側淡蒼球における神経細胞の多くが、合図を受けてジュースをもらえるまで、神経活動が持続することを発見した。 図形の位置によって、もらえるジュースの量を変えると、ジュースの量が多いほど、目を動かすスピード(運動)は速く、腹側淡蒼球の神経活動も大きくなった。 薬物によって一時的に腹側淡蒼球の働きを抑えてやると、目のスピードはジュースの量に影響を受けなくなったという。 これらの結果から、腹側淡蒼球が、“報酬”を予測し“やる気”を制御する脳部位の一つであることが分かった。教育やリハビリテーションなどでは、“やる気”が学習意欲やその習熟度を高めるといわれる。「今回の研究により、“報酬”に基づく学習プロセスの理解が進むことが期待される」と話している。』 助教授 「もっとジュースを増やしてみろ。」 助手 「はい。」 サル 「うっきっきー。(はやくすれば一杯くれるのか)」 助教授 「薬物投入して。」 助手 「はい。」 サル 「うっきっきー。(さすがに目が疲れたし、腹一杯や)」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.11.27 14:30:37
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