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『一部の植物は、生きながら食われている自分を感じており、中には自分を襲っている生物の種類まで認識するものもいるらしい。
ミズーリ大学の研究者が行った調査によると、キャベツと同じアブラナ科に属すシロイヌナズナが、虫に食べられている自分を認識しており、食べ方と唾液から自分を食べている昆虫を認識したという。 アッペル教授は、キャベツと同じアブラナ科に属すシロイヌナズナを、モンシロチョウの幼虫とビートアワヨトウに与えた。教授は以前から、虫がシロイヌナズナを食べるとき、ナズナは噛む動作と唾液からその生き物が蝶であるか、幼虫であるか認識できると推測していたのだ。また、複数の虫が同時に葉を食べていたとしても、ナズナは個々の虫を区別できるとも考えていた。 この説を確かめるために、昆虫にかじられたシロイヌナズナを採取し、遺伝子を抽出し、それを冷凍した。植物は、スパイシーな風味や腐った臭いを出したりするなど、様々な手段を用いて自分の身を守ろうとするが、こうした防御行動は遺伝子上に発現するのだ。遺伝子の分析結果から、シロイヌナズナは幼虫の唾液を認識し、それによって相手が蝶であったときとは異なる防衛メカニズムを発揮することが判った。さらに幼虫の種類によっても、反応は異なっていた。これはナズナが自分を食べているものの正体を知っていたことを表している。』 こんなことは実験しなくても知っていた。というのは唐辛子がその典型だからだ。唐辛子は食べられるのが嫌で辛くなったのだ。だが、鳥は辛味を感じないので唐辛子を食べる。それで遠くまで種を運んでくれる。食べられる相手を選んでいるとしか思えない。 ただ、この間テレビでマウスを使った実験をやっていて、唐辛子をまぶしたえさと普通のえさを与えると始めのうちは普通のえさしか食べないのだが、段々唐辛子をまぶしたえさにシフトしていき、 しまいには唐辛子をまぶしたえさしか食べなくなるのを目撃した。 本来、トウガラシの辛さは苦手な動物でも、辛さに慣れると辛い味を楽しむようになるのだ。トウガラシの辛味成分・カプサイシンを食べると脳内麻薬とも呼ばれるエンドルフィンが分泌されハイな気分になるという。 これにより人間に重宝されて世界中に広まった唐辛子。。当初の目的を達成したのだ。 ここまで考えて辛くなったとしたら。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.03.18 10:33:00
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