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テーマ:猫のいる生活(139145)
カテゴリ:猫・ねこ・ネコ!
きのう、おとといと2日間、
アライグマおじさまが 不在だったので お弁当は 事務所で食べていました。 今日、ちょい久しぶりに 川原へ行き、 ビニールシートを広げて 場所をつくっていると・・・ あっちの方から、白いもふもふが 走ってきました。 ああ! シロさん! 待ってたよ。 こっち、こっち!! 私が 声を掛けると、白いもふもふは さらに スピードを増して、 駆け寄ってきました。 ! あの日以降も、2度ほど、このへんで この 白いもふもふを 見かけていましたので。 私は、シオちゃんと区別するために、 彼のことを(○○○○ 確認済み。)「シロさん」と 呼び始めていました。 てっきり、シオちゃんのご親戚かと思っていたんですけどね。 実は、シロさん、2~3週間ほど前に この川原に捨てられた! 猫さんなのだそうです。 シオちゃんや ハナちゃんや プーちゃんたちの お世話をしてくださっている おじさんが、 教えてくれました。 一緒に暮らせなくなった事情があって、 「ココならば なんとか 生きのびていけるだろう」と 断腸の想いで 置きざりにしたのでしょうけど。 いちど 人間と一緒に暮らすことを覚えた 猫にとっては、 辛い以外のなにものでもないと思うのです。 もっとも、だからと言って、 連れて帰ってあげられるわけではない 私には なにも言う資格はないのですけど。 シロさんは、私とは 一定の距離を保ちつつ、 今日も 一緒に ランチしてくれました。 (赤サラダからし菜と豚肉の炒めもの、あやめかぶの糠漬け、 白米に、あやめかぶの茹で葉っぱを散らして。) 食べ終えた後、私が「あなたには近づきませんよ」という雰囲気で スマホメールを 打ち始めると・・・ シロさんは、だるまさんが転んだ!のように、少しずつ 距離を縮め始めました。 私が 気づかないふりを続けているうちに、いつしか・・・ おやおや。 リラックスして、顔を洗ってる! そして、私が、少しずつ 左手の人差し指を近づけると、 くんくんと ニオイを嗅いだ後 (← 猫のご挨拶) アタマを 押し付けてきたのです! 私は、カラダは動かさずに、手だけを 精一杯 伸ばして、 シロさんのアタマや のどの下を 撫でました。 シロさんは、警戒心を持ち続けながらも、 すりすりしてくれました。 ああ。 やっぱり、飼い猫経験者なんだもんなー。 「目の前のニンゲンを、信じてよいのか悪いのか?」 これからは 常に、そういう神経を研ぎ澄ませて 生きていかなければならないであろう、シロさん。 心が痛みました。 お昼休みも 終わりに近づいて、私が ゆっくり 歩き始めると、 シロさんは、これまた 一定の距離を保ちながら 私の後を ついてきました。 そして、川原から這い上がり、遊歩道を降りて 民家の並ぶ道路に出てくると・・・ 私のことは さっさと 見捨てて? 家の建築作業をしている 工事のおじさんに、 一目散に 走り寄っていきました。 ああ、あのおじさんからも、 お弁当を分けてもらったりしているのかも。 その姿を見て、私は 少し気が楽になって、 会社へと戻ってきました。 シロさん、もうオトナではあるけれど、たぶん まだ若い。 人生、まだまだ これからだもの。 頑張って、生きていってほしいな。 ありがとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.10.23 17:38:07
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