not to live with you
ときどき、ちゅぅちゃんが 夢に出てきてくれます。ちゃんと 私が覚えていられるように、目覚める直前の夢に、出てきてくれるんです。父のときも そうだったんだけど、夢の中に ちゅぅちゃんが 出てきても「もう いないはずなのに」 って、わかっているんですね。父になんて、「あのー。こんなこと言うのもナンだけど、お父さん、死んじゃったんじゃなかったっけ?」と、本人に向かって 聞いてしまったこともある。父が なんて答えていたかは 忘れてしまったけれど。ちゅぅちゃんのときも、「あ、ちゅぅちゃん! ・・・でも、これは夢なんだよな。ちゅぅちゃん、もういないんだから」と、わかるんです。夢の中でも、とても悲しいけれどそれでも わざわざ 会いにきてくれたことが 嬉しくて、限られた時間を大切に過ごそう、と 夢の中ながら 思ったりします。ちゅぅちゃん、ゆうべも、夢に出てきてくれました。やっぱり 私は「あれ? ちゅぅちゃん、もういないんだよね?」と思ったけれど、目の前に、ちゅぅちゃんが、いる。とても 痩せていて、よろよろと歩いていて、私に「おなか すいた」って言ってる。あ、ちゅぅちゃん、生きているんだ。ごはん、食べるんだ。こんなに 痩せちゃっているけど、いまなら、たくさん 食べさせれば、まだ間に合う。いま カリカリしかないや。ごめんね。食べて、食べて。てのひらに カリカリを 山盛りに出してちゅぅちゃんの口元に 運んで 食べさせていたら、目が覚めました。ああ、やっぱり、ちゅぅちゃん、いないんだよね。父も、しばらく経ったら、普通に「生きている人」として 夢に登場するようになりました。ちゅぅちゃんとも、そのうち、夢の中であの頃のように 一緒に 楽しく 過ごせるようになるのかな。最近は ハーブティーを 飲むことが 多くて、今朝も yogi tea の Lemon Ginger を 淹れていたらタグに こんな言葉が 書いてありました。Love is to live for someboody,Love is not to live with somebody.そうだね。一緒に暮らせなくなってしまったけれど、私は ちゅうちゃんのために、生きるよ。ありがとうございます。