カテゴリ:読書日記
女子高ものって、わりと好き。川原泉の「笑うミカエル」とか。氷室冴子の「クララ白書」も好きだった。
「ごきげんよう」 おっとりとしたご挨拶にあこがれたっけ。 乙女たち、って呼び名にも。 その中にまぎれこめたとして、私の役どころは、いつも分厚い本を抱えて図書館に入り浸ってる、眼鏡かけてて身なりにかまわない、ちょっと変な人ってとこなんでしょうけれど。若竹七海の「スクランブル」のアウターには入れてもらえそうだな。気合が足りないから、だめかな。 コバルト文庫です。とうにご存知のとおり、ものすごく売れてる。本屋さんに行くたびに、平積みがずっと気になっていました。表紙がとってもかわいいし。 えい、読んじゃえ。 図書館でリクエストして借りてきました。書庫に入ってました。ちょっとびっくり。みんな読むんだから、もったいがらないで、書棚においといてよ。 とても正統派で、かわいいお話でした。 自分では平凡だと思っている、だけど周りから見ると、とても愛らしい、親和力のある女の子が主人公。憧れの先輩に声をかけられて、舞い上がって、少しずつ先輩の素顔を知って、もっと好きになる。女子高ものだもん、この憧れの先輩って、もちろん女の子よ? 女の子って、かわいいよね。 「『マリア様』いいよね」ってこの本読んでる女の子、なまじっか読書家で「コバルトなんてさ、」って敬遠しちゃってる女の子、みんなみんな、女の子だってだけでかわいい。 なんか、ふわふわした気持ちになっちゃった。(あぶない意味ではございません。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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