190304 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

食べたり読んだり笑ったり

食べたり読んだり笑ったり

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2006年04月26日
XML
カテゴリ:読書日記
谷山浩子 サンリオ出版

図書館で借りました。一度復刊ドットコムで見かけたことがあるので、絶版なんでしょう。サンリオ出版から出ていた谷山浩子の小説、きれいで気持ち悪くて透き通るものが多くて、好きだったんだけどな。「電報配達人がやってきた」とか、「悲しみの時計少女」とか。特に「悲しみの時計少女」はアヤツジの「時計館の殺人」と対をなす作品だそうなので(だって綾辻がどっかに書いてた。)アヤツジストには必須書物だと思います。実際おもしろいのよ、これ。絶版だけど。

「少年・卵」は、多重人格のお話。猫也くん、という名前の男の子が出てきて、その魅惑的な名前だけでも、当分、遊べます。猫也くんはねえ、留守番電話を凝視したら、留守番電話になりきることができるんだよ。彼のものっすごい思い込みの力で、本物の留守番電話は破壊され、家族の人たちは、猫也くんという「留守番電話」を通じてしか話ができなくなっちゃうのだ。
どうだ、想像できないだろう。(と、自分の要略力不足を棚にあげる。)
ヘンな話です。
興味おありの方は、古本屋で見かけたら、のぞいてみてください。文庫化しなかったから、あんまり流通してないかもしれないけど。(新潮文庫の「猫森集会」は時々、古本屋でみかけますけどねえ。これの解説はアヤツジが書いてます。)

今日はねえ、支所の先輩(といっても、同い年)から指名電話かかってきて、仕事のことを聞かれたので、ウキウキなのですよ。
顔がよくって、頭がよくって、仕事ができる人なので、憧れているのだ。体重が私より軽そうなので、恋愛感情は覚えないんですけど。
そんな難しいことを聞かれたわけではなかったので、さらりと答えられたのですが、「この子なら知ってるだろう」って期待をかけられたのも、ちゃんと応えられたのも、素直に嬉しかったなあ。
ヨロコビついでに本屋によって、寺田寅彦随筆集(岩波文庫)を買って帰りました。十年前から、いっぺん読んでみたかったんだよね。って、のんきすぎです。でも、ウキウキ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年07月22日 10時31分50秒
コメント(6) | コメントを書く
[読書日記] カテゴリの最新記事


PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

とおり・ゆう

とおり・ゆう

カテゴリ

お気に入りブログ

Dollparasol ALABASTROさん
文章で飯を食う tuitelさん
陽だまりのなかで hikaru6600さん
 もくれん草紙 もくれん天使さん
☆乙女心にずきん☆ 紅ずきんさん

コメント新着

背番号のないエース0829@ 松谷みよ子 「私のアンネ = フランク」に、上記の内…
とおり・ゆう@ Re[1]:理想の図書館(09/12) ぱぐら2さん おはようございます、お久…
ぱぐら2@ Re:理想の図書館(09/12) こんにちは。本当にご無沙汰しています。 …
とおり・ゆう@ Re[1]:見なかったことにする。(11/17) 淀五郎☆DXさん おはようございます、おひ…
淀五郎☆DX@ Re:見なかったことにする。(11/17) あ、とおりさんのところと記事タイトルが…

バックナンバー

2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月

フリーページ


© Rakuten Group, Inc.
X