お店番雑記(夏の号)
先日までのピーカン夏日から一変、 いきなりの梅雨がやってきたような暗い週末。 どんより雲の低さに比例して、頭もすっきりしない・・・ そこで、お店番をサボってちょっと近くまでお買い物。 駅ビルの本屋さんを通りがかると、 楽しみにしていた「美しいキモノ」夏号が並んでいた。 季刊なので、つい発売日を忘れてしまう。 早速お店に戻って、ページをめくってみると、 あら!これ! という、きものや帯がいくつか目に付いた。 その壱 : P.67(両開きの裏から) ここで締めている帯が・・・ 先週入荷した、帯屋捨松「観世柳文」。 涼やかな紗紬に柳文、六通で織り出されています。 その弐 : P.78(両開きの裏から) 花織のきものに合わせている帯が・・・ 昨年、お得意さまに買って頂いた琉球紅型の中で、 特に印象的な城間栄順作「石垣に芭蕉糸干し」の藍型。 その参 : P.72 の黒地のきもの 紋紗地にメダカが泳いでいます。 実は、お店番が夏になると着ている、 一番お気に入りの小紋と同じ。 白のめだかには紅い目が。 その時季になったら、またまた後姿でお目に掛かるかも? 「美しいキモノ」の素敵な夏物を見ているうちに、 盛夏も楽しみになってきたぁ~と、単衣を飛び越え、 ひとり盛り上がるお店番です。 いつの間にか、空も明るくなってきたような・・・