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カテゴリ:思ひ出
実家での療養のおかげで、
太って健康体になって、会社に復帰することができた。 お父さんお母さん、本当にありがとう……。 秋葉原通り魔事件から、 派遣社員が多方面から注目されているようで、 今朝読んだ朝日新聞に、 派遣社員の本音座談会の記事が載っていたけれど、 それはそれは悲惨なエピソードてんこ盛りだった。 私も派遣社員で、派遣制度には疑問を持っているし、 いつクビになるかわからない、不安やストレスもあるし、 抜け出せない自分が情けなくもあるけれど、 二週間お休みしても、 心配と笑顔で迎えてくれる優しい職場の方たちを見て、 同じ派遣社員でも、彼らに比べたら、 ずいぶん恵まれている環境にいることを実感―― ――いろんな人々に感謝しながら、療養後、久々の帰宅。 ドアを開けた途端、案の定の異臭……。 ……ただいま、 アレヂが脱ぎ捨てたパジャマ、及びカビたちよ。 結婚してから、 ジメジメした梅雨の時期、 カビがいろんなものに命を宿す神秘を知ったものだ。 きのこ、じゃがいも、たまねぎ、カーテン、カバン、 鮭缶、ミカン、ブーツ(←もしや梅雨の時期関係ない…?)…… …そして、やはり風呂場だろう。 体を清潔にするはずのお風呂場は、 カビのパラダイスゆえに、戦いの歴史も多い―― ――結婚当初、 アレヂと私は、一緒にお風呂に入っていた。 といっても、ガス代節約が目的だったので、 お風呂場で甘い時間を過ごしていたわけではない。 私が洗い場を幅広く占領するので、 行き場を失ったアレヂは、 湯のない浴槽に立つのが基本ポジションであった (水道料金節約のため、湯は張っていなかった)。 洗い場は私が使うのでコマメに掃除していたが、 浴槽は八割方、カビに汚染されていた。 自分のポジションではなかったので、 特に気にかけていなかった。 ある日、節約&掃除名人の主婦が、 「お風呂場の汚れは、人の垢なんだから、 専用洗剤なんか買わなくても、シャンプーで洗えばいいんですよ」 と発言しているのをテレビで見て、触発された私。 その日早速、浴槽にシャンプーをまいてみた。 まくだけまいて、そのまま忘却の彼方に。 その晩、いつも通り定位置である浴槽に立とうとしたアレヂは、 「J$'(#&)&)"#&()!!!!」 と、声にならない声を発しながら、 スローモーションですべって、腰を打っていた。 あの時はちょっと申し訳なかったと、 今日久々の自宅のお風呂に入り、 カビと格闘しながら思い出に浸った。 週末は、カビキラーを買いに行こう。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.08.15 22:11:05
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