くつろぎかふぇ

すみません、一昨日の話で、昨日２つ日記を書く予定だったのですが、ちょっと一杯飲んだら眠くなってしまって・・・。だらしないですね・・・。

　一昨日のスワローズｖｓ巨人戦、スワローズがサヨナラ勝ちをしたわけですが、TVで見ていました。結果はスワローズが３－２で勝ったわけですが、11回裏のスワローズの攻撃で、興味深い采配が。ツーアウト満塁で打者青木の時点で、1塁ランナー相川に代えて、野手で唯一残っていた、キャチャーの川本を代走に。ここで疑問が。
「問題なのは3塁ランナーがどうかで、１，２塁ランナーは関係ないんじゃない？」
　この回、ノーアウト満塁になってから、相川ショートゴロホーム封殺、代打藤本三振でツーアウトに。また、試合時間３時間半を超えていたため、スワローズの勝ちか引き分けという段階でした。だから余計に１塁ランナーは関係ないのでは？と思いましたが、青木はセカンド内野安打でサヨナラ勝ち。この時、巨人のセカンド円谷（横高＆僕の町出身です）がセンターへ抜けそうなあたりをダイビングで取り、２塁へトスをしたのがセーフになったので、結果的に１塁ランナーに代走を送ったのが当たりました。川本はキャッチャーながら俊足というのは知っていましたが、トスもあまりよくなかったとはいえ、この采配は、小川監督の地味なファインプレー。このプレーがアウトかセーフかで勝つか引き分けかの瀬戸際でしたから、大きな走塁に。小川監督はこの器用に関して、
「できる手はすべて打とうと思った。」
ということ。ならばショートかセカンドにゴロが転がり、２塁でクロスプレーになることまで想定していたということですね。そこまで想定していたのなら、すごいです。ピッチャーも球威があり三振の取れる越智だったということで、青木でも三振はなくてもボテボテの内野ゴロの可能性は十分あったわけで、後から聞けば納得。昨年途中からの就任でしたが、選手の特徴、状況を見極める目はかなり高そう。長年二軍監督をやってきたことは大きいでしょうね。加えて、あまり知られていないのですが、夏の甲子園優勝投手でもありますから（習志野高）、何か持っていますよ。スタメンから外す選手には必ず声を掛け、裏方やスタッフの方々にも気を配など、精神的なケアもしっかりするなど、すごく謙虚な方のようですし、選手だけでなく、ファンからも支持が厚いのは当然でしょう。もちろん小川監督も、僕が応援していた時期に選手として在籍していましたから、よく知っています。外野の守備固め、代打で出ることが多かったので、レギュラーでなくても試合出場自体は多かったのです。当時はさほど強い印象はなかったのですがねえ。
　今度はベイスターズが絡まない神宮球場のライトスタンドへ行ってみよう！