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テーマ:家を建てたい!(9884)
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書き込みがあったので、今日は建築家につきものの椅子のお話。
「建築家の椅子111脚」なんて本が出ていて、欲しいのだが っま。つまり。¥3200は高いなあ~ってこと。 近々購入する予定です。 僕も椅子が好きだけど、マニアやコレクターもたくさんいるので、 個々については述べないことにします。(^^ゞ どんなものがあるのかっていうと、 mmis こんな感じです。(手抜いてないか??) □ 何で建築家が椅子にこだわるのか?というと、 建築家は人間に合わせた空間をいかに心地よくするかということについて 日夜考えているわけです。 食事したりトイレに行ったり寝るだけの箱を作るだけでは快適とはいえず、 物でごった返す中で過ごすのもどうかということで、収納を考える。 必要な時に必要な部分だけ出したりしまったりできるのが機能という部分。 それだけでもまだ足りない。 今度は人間がリラックスして過ごす場所に身体を支えてくれる機能が必要になってくる。 椅子はもちろん。ベットやソファなどもそうだ。 □ ところで、僕は車が好きである。 今までに、ざっと10台以上は乗り継いできた。 スターレットにはじまってビートル、ジープ、RX-7、四駆、イタ車などなど こうしてあげると、高級車は一台もないところが凡らしい(T_T) 今欲しいといえば中古の軽のバン。(爆) これは、仕事用として欲しいのだ。工具や脚立などを積んで、もちろん打ち合わせも これ。よく、ベンツに乗って打ち合わせに来る建築家の先生がいらっしゃいますが、 なんか間違ってる気がする…。 っま。人の勝手だが(^^ゞ お客様より高い車に乗ってはイカン!という教えを守って軽のバン。 次はチェロキーかランドクルーザーかな。 家族や友人達とログハウスや旅行に行くことが多いので大きめの車。 しかも、雪のログハウスはロマンチックなので、4WDに限る。 もう一台はポルシェ。これはただ自分の趣味だ。(爆!) 異次元の世界へ逝っちゃう時用に(^^ゞ まちがってもステータスではない。見栄を張る気もない。 人目を忍んだデートでももちろんない。(笑) □ こんなふうに、道具は、時と場所、使い方によって分けられるものです。 椅子も同じ。 どの椅子が一番座りやすいか?? なんて聞かないでね。(^^ゞ ポルシェで雪の中を走るようなことはしないものです。 食事する時は背もたれがついて、ゆっくりと落ち着ける深めの椅子。 でも、ソファのようにふかふかでは食事しにくいものですね。 しっかりとして固めのものがいい。腕置きも必要ないかも。姿勢がだらける。 ソファというものは本来、ゴロゴロするものです。 寝椅子=カウチともいうかな。 床でゴロゴロするわけにも行かないので、ソファをおくのです。 ここでお客様と商談するとよろしくない。 つい、だらけた格好になってしまうのだ。 きちんと椅子に座りたいんですね。 背筋を伸ばす!学校で教わったでしょ(^^ゞ キチンと話がしたい場合は固めの椅子がよろしいのです。 また、キッチンやカウンターは短時間用ですね。背もたれがなく背が高く座面も小さい。 座りごこちは悪いが、その代わり、きびきび動くには最適ですね。 仕事用の椅子はスツールの方がはかどるのでは??っと思っている。 ちなみに、ラーメン屋や、ショットバーなどは、客の回転数を上げるために スツールを使う。最初から落ち着かないようにできているんです。 ここを押えないで(知らないで)見た目ばっかりリフォームするから 建築家のリフォームは…。イカンイカン。つい言い過ぎた(^^ゞ □ 以上のように、使い方によって椅子は形が違うのです。 長くもつようにしっかりと作る。使い方を研究し、空間の一部にふさわしい 椅子をというのはやっぱり高い。 しかも、外国製になってゆくのも、椅子文化の長いヨーロッパにかなわないからです。 高価で素晴らしい椅子は、子の代まで引き継がれると考えればいい買い物。 height="150" alt="素人のお遊び"> ちなみに、僕はログハウスを建てたときに3脚自作しました。 狭かったので、背面に下駄箱を仕込む必要があったからです。 これは、座面を杉で貼り、そこで”あぐら”がかけるように広く取った 二人掛けの長椅子です。 もう二つは山から拾ってきたサクラの根に近い部分で作った 低いスツール。すべすべした触感と赤っぽい飴色の小さな腰掛です。 言い訳はしません。下手だ(T_T) でも、妻の誕生日のプレゼントなのだ。 あれれ?建築家がどうして??の部分が抜けてるって? それは…。 建築家は常に椅子に座って考え事をしているからです。(^^ゞ (おいっ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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