テーマ:今日の毒舌と花言葉和歌(495)
カテゴリ:身内の話
祖母は、9人姉妹の末っ子として生まれ、曾祖母の今度こそは、と言う期待を
裏切ってこの世に誕生しました。曾祖母は姑に笑われながら8人までは、まあ 末広がりで頑張れたのです。で、姑亡き後自分の肝いりで、祖母を跡取りと して育てたそうです。だから、とても性格が男っぽいです。お婿様(祖父) は優しい、大人しい人で、丁度釣り合いが取れ、上手く行ったそうです。 綺麗なものは何でも好きで、ねこ深雪とも仲が良く、特にキャット、アシェーションの、会長の名入りの血統書来た時は、大喜びでした。何故なら、其処には、なんと、あの俳優で、今は作家の(エッセイスト)かの有名な、池部良さんのお名前が記されていたのです。池部さんは奥様が大変なねこ好きなのだそうです。先日お亡くなりになりました、根上淳さんも、奥様のペギー葉山さんが、シャムねこがお好きでシャムの、会長なさってましたね。皆様、奥様孝行ですね。横道に逸れましたが、それから私は祖母に、池部さんの事散々聞かされ、おまけに古いビデオまで見せられました。お書きになった、ご本も読まされました。ねこ深雪も、もう少しで、良、と改名させられるところまで行きましたが、女の子なので良かったです。でもいまだに、良子は如何って、言います。着物の長襦袢も、母や、私のを平気で、しかも無断で着ます。怒ると(私はよそ様で、脱がないから、緋縮緬でも良いのよ)ってしれっとした顔で言います。そして(大岡様のお母上様も言ってるじゃないか、女は死んで灰になるまで、女らしく、色気無いとね)私は解らず、母に聞いたら、大岡越前守が罪びとを(女)調べていて、分からない時母上にお尋ねしたら、黙って火鉢の灰を火箸でかき回したのだそうです。それで、女の好きでいる気持ち察したそうです。成程。祖母の薀蓄話でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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