櫻御殿妖怪姫紫歌日記

私は家に帰る途中も携帯で螢にずっとメールをしました。
札幌から新千歳の電車の中、新千歳から関空は飛行機で
携帯は使えず2時間はとても長いように思いました。
関空から日根野、大阪まで電車の中でも。
札幌へ行く前とは違い、今回からは返事はすぐ来ました。

帰宅後もメールオンリーでした。
電話は北海道弁？と関西弁なので言葉のニュアンスが違うので
誤解や理解に行き違い、時間がかかるので標準語のメールが一番でした。
土曜日の夜遅くは何とか努力して標準語で電話をお互いかけ合いました。

暫らくしてみちこさんから携帯が入りＰＣ、
Ｅメール開けて読んでほしいとの事です。
長い文章で今までの経緯から妊娠までしたが
ご主人か螢のどちらの子供かも判らず中絶した事も書かれてました。

私は前の奥様に子供が出来なかったのは螢のせいではなかったのだ
と思い内心ほっとしました。馬鹿な女ですね、
私に優越感を与えようとして反対に私が螢の子供作れる事を安心させて。

螢は固定電話停止、携帯も買い替え、家も直ぐに人に貸し
親友の所から仕事へ10月20日で退職、25日に此方へ来ました。
関空まで向かえに行き到着口で笑顔に逢えたのは
札幌へ行くのを待った一ヶ月より待つのが長かったと思える3週間でした。

螢の荷物が27日に届き11月1日入籍3日挙式披露宴でした。

お正月此方の住所を記さないで私はご主人とみちこさんに
お年賀を出しました、このブログサイトのアドレスを記して。

8月11日の再会から9月22日札幌で結ばれて
11月の結婚まで80日余の短期間で駆け抜けた恋でしたが
此れもご先祖様、祖父、父のお陰と思ってます。

そして螢も冬の長い北国から暖かい雪のないクリスマスお正月を
此方で迎えられ喜んで日々を暮らしてます。
「婿養子は辛い」と言いながら。

此れで何もかも全てケリが付きお終いです。

邪魔するな、そこどきな、あたいの好きにさせな、ケ、セラセラ、

なるようになる、先のことなど誰もわからぬ、明日は明日の風が吹く、

女は恐いぞ～吹雪深雪はまだ怖い。

皆様長い間お付き合い下さいまして本当に有難う御座いました。

　　　　　　　　　花吹雪、桜吹雪、愛の賛歌 、薔薇色の人生