[05年マチュピチュとカンクン9日間の旅]の記事一覧 | 50upのおまけページ

クスコ観光

「★☆ビアテイスターなお☆★の夢のダイニングバー開店までの道3」のなおさん＆ゆうこさんがペルーのクスコに滞在中と言う事で、私達も２００５年９月５日（旅行３日目）に訪れたクスコの観光の様子を・・・。午前中にクスコの市内観光をした私達は、午後はクスコ郊外のサクサイワマン、ケンコー、プカプカラ、タンポマチャイの遺跡を巡るツアーに参加しました。クスコ市街を見下ろす事ができる遺跡へ向かう途中、バスの中から見えたアルパカと少女・・・民族衣装を着てベビーアルパカとポーズをとっていました。さて、最初の遺跡は「サクサイワマン」という要塞跡。スペイン人に反逆したインカ人達が陣取った場所という説明のようでした。（英語ガイドだったので詳しくは不明です）それにしても大きな石私の背の倍以上の高さ・・・これらの巨石を積み上げて作られています。当時の技術には驚きました。巨石の門午前中の市内観光で見た、「サントドミンゴ教会」のインカ時代の壁もそうでしたが、かなり精度の高い石の加工技術を当時のインカ人は持っていたようです。遺跡からクスコの街がとても良く見えます。遠くの山腹に「VIVA EL PERU」なんて読める文字が描かれていたような・・・・遺跡巡りの後には、民芸品を売るお土産屋さんに半強制的に連れて行かれました。一緒に参加していた外国人観光客はセーターなどを買いまくっていたけど、私達は見てるだけでした。

マチュピチュへ向けて

マチュピチュへ行くには、いくつかの方法がありますが、だいたいの人はクスコと言う都市から日帰りで行くペルーレールの観光列車を選ぶ事でしょう。私たちも列車で行く事にしました。が、ここでも選択肢があるのです。列車の座席クラスが分かれており、安い「バックパッカークラス」と通常、日本からの観光客が選ぶ豪華な「インカクラス」があるのです。当然ビンボー旅行な我々は、「バックパッカー」クラスを選択。クスコの駅を８時前に出発した列車は、まず山越えをします。山腹を行ったり来たり・・・・スイッチバックでゆっくり登っていきます。列車の座席は対面で、私たちの前には誰も座っておりませんでした。周りを見ると日本人もいません。白人の老夫婦や大きいリュックを持った青年が談笑しながら車窓を楽しんでおります。私たちも車窓からの風景を楽しんでいると、白人のおばあさんと、娘さんが私たちの前に座りました。彼女達が話している言葉を聴いているとどうも、フランス人のようです。ちょっとした挨拶をして、私達は前日に買ってきたサンドイッチでお昼を食べたりしていました。この親子？には後で、マチュピチュで偶然会って写真を撮ってもらったり、リマへ向かう空港で偶然会ったりと、なにかと縁がありました。娘さんのほうは日本語に興味があるようで、「おはよう」等と言ってきたので、「こんにちは」や「ありがとう」も教えてあげました。さて、そんな感じで楽しく過ごしているとようやくマチュピチュの麓にある温泉町「アグアスカリエンテス」に到着です。一応、英語観光ツアーに入っていた私達は、ガイドさんに片言の英語で「英語ガイドで聞いても良く解らない、だからパンフレットを見ながら自分達で別行動して良いですか？」と聞きました。すると「OK！でも帰りの列車には乗り遅れないようにね！」と言ってくれました。まあ、このまま英語ガイドさんの後について行っても、帰る前に自由解散してしまうので乗り遅れの危険性はあるのでOKでしょう。この後は、バスに乗ってマチュピチュのある山へ向かいます。バス乗り場まで近道をしようとしたらちょっと迷いましたが、団体ツアー客の前に並ぶ事ができスムーズに乗車できました。バスは急斜面の道をどんどん登って行き、どんどん町が小さくなります。そしてついにマチュピチュの入り口へ到着しました。マチュピチュ遺跡の中にはこんな動物もいるよ！アルパカで～す。さて、途中、日本人団体ツアーのガイドさんの説明を遠巻きに聞きながらマチュピチュを十二分に楽しんだ我々は、バスで麓の町へ戻り、しばしお買い物タイムここぞとばかりにお土産を買いました。そして、帰りの列車にも余裕で乗車できて、またクスコまでの長旅です。一応熟睡しないようにしながらお互いの荷物を確認しつつ、少し寝たりして過ごしました。そして、クスコの町が近づいてくるとあのスイッチバックのところで素晴らしい夜景が見ることができました。列車がゆっくり動いているのでブレちゃいますが、スイッチバックの為、少し止まる区間があるのでそこがシャッターチャンスです。今日一日私たちをマチュピチュまで送り迎えしてくれた列車です。ご苦労様でした・・・。

思い出に残る地上絵

世界の七不思議にも数えられている「ナスカの地上絵」はペルーにあります。２００５年にペルーを訪れた際に、ナスカの地上絵をセスナで遊覧飛行する観光ツアーに参加しました。日本から約２６時間かけてペルーに首都リマに着いた我々は、休む暇もなくナスカの地上絵のある「イカ」へ。到着後、午前中はイカの街の市内観光とオアシス見学。午前中のセスナのフライトの方が、太陽光線の関係で地上絵が良く見えるという話を聞いていたので、本当は午前中に地上絵を見たかったけど・・・。さていよいよセスナに乗っての地上絵遊覧です。約１５名乗れる中型のセスナで一路ナスカの地上絵へ向かいます。セスナのあまり大きくない窓から一生懸命外の様子を見ていると、広大な砂漠の中に一本の道が見えてきました。「パンアメリカン・ハイウェー」です。その内、ヘッドホンから日本語案内のテープが流れてきました。最初は宇宙人が見れるそうです。しかし、飛行機から見れる景色はこんな感じ・・・翼を大きく傾けて地上絵が見れるように飛行してくれるのですが、如何せん酔いそう・・・しかも、写真やビデオを撮影しながらなので余計に気持ち悪くなります。機長さんが、右側に宇宙人が見えますと言ってから、どこどこ？？？？と探してやっと見つけた！そこですかさずカメラでパチリ。とても見えにくいので、宇宙人の部分だけをクローズアップしてみました。その後も、クモやサル、ペリカンなどを見ながらどれもうまく撮影出来ませんでした。そして、コンドルです。一番有名なハチドリは残念ながらうまく撮れませんでした。セスナから見ると予想以上に小さく、薄い線なのでやっぱり良く見える時間帯のフライトにしたかったです。ナスカの地上絵は、最近の異常気象の降雨の為に年々薄く消えかかってきているそうです。出来るだけ今の状態を保存できるように保全活動が実施され、いつまでも地上絵が見れる事を願うのでした。

人気Ｎｏ１世界遺産ペルーのマチュピチュ

この写真どこかで見た覚えはありませんか？私は、学校の教科書で見たような・・・・２００５年９月に行って来たペルーのマチュピチュ遺跡の写真です。こんな険しい山腹に石積みの都市があるなんて・・・実際に人が生活していた当時を見てみたい気分にかられました。タイムマシンがあればなぁなんて！マチュピチュは結構人気の世界遺産なんですって！？私は日本に帰ってきてから、なんかのTV番組で知りましたが、確かに日本人観光客も多かったです。私たちはビンボー旅行だったので、日本語ガイドさんが案内する日帰りツアーには参加できず、英語ガイドのツアーに参加していました。しかし、英語がすんなりと理解できる訳もなく・・・ガイドのおじさんに、「英語での詳しい説明が解らないから、自分達でガイドブックを見ながら勝手に散策して良いですか？」と、つたない英語で許可をもらってから、二人だけでバスに乗って観光しました。ちなみにマチュピチュへ行くには、まずクスコから電車で約４時間ほどでアグアスカリエンテスと言うマチュピチュ山麓にある温泉町の駅に到着します。そこからバスで更に３０分ほどかかります。途中、行きの電車の中で仲良くなったフランス人親子の旅行者（母と娘さん）にバッタリあって写真を撮り合ったりして、マチュピチュ遺跡を十分に堪能しました。結構天候が悪い時が多いとの事でしたが、我々が行った時は晴れて暑いくらいでした。マチュピチュ遺跡、皆さんもチャンスがあればぜひ訪れてみて下さいね！