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カテゴリ:北朝鮮旅行記H16(2004)
高麗航空で、瀋陽に到着したのは、北朝鮮時間13:30。 あの「脱北」で知られた地。私の同僚の奥さんは、瀋陽出身。話を聞くと、「脱北」前からたくさんあって最近のことではないらしい。やはり、マスコミに取り上げられたり、拉致被害者の家族が拉致問題運動を起こさない限り、私たちは全くの無知かもしれなかったのでは・・・。 14:05、瀋陽発NH948便。大連へ。と思っていたら、大連で軍事練習をしているので民間機が飛べない状態になっている。出発はいつになるか分からない。「困った。明日の仕事に間に合わないかもしれない。行ったところが北朝鮮だけに、予定道理に返らないと拉致されたように思われてもいけない。(*_*) 15:35、やっと飛行機に乗れた。当然乗り心地は悪い。なぜって! 関西国際空港(KIX)に着いても、徳島行きのバスがもう時刻表だと補とんと可能性は0なんです。仕方なく、CA(キャピタル・アテンダント。客室乗務員のことで、以前は「スチュアーデス」と呼んでいた)に、事情を話すと、「無理でしょう」関空に着いてもバスに乗るだけの時間がありません」とあっさり。しかし、ここで燃えた。『鳴かぬなら、鳴かせてみようホトドギス作戦』だ。 17:10、大連にまずは到着。「大連、大都~会。今度こ来よ~。軍事基地もあるし、おもしろそうだ」 18:20、再び、飛行機へ。 ここから、JTM(日本標準時)で語る。 20:16にKIXに到着予定。バスは20:15発。このバスに乗れなかったら帰るのは、明日。マズイ! 飛行機は予定より少し早く20:10着陸。急いで、前に行く。CAに、「バスに乗り遅れるから!」といって、すぐに飛び出す。 敵がいた。それは、『イミグレーション』「バスに乗り遅れるから!」といって、3人ほどゴボウ抜き(というより、勝手に前に行く)そして、「早くしてくれ~~~~、バスに乗り遅れる!!!!」というと10秒で終わった。 気分は“走れ、メロス!”KIXから出て、バス停へ。“走れ、走れ、走れ、コウタロ~” 20:15、バスに乗った。瞬間、バスが出発!!!どうだ、CA参ったか! たった5分で、飛行機から、バス停まで行ったド~~~~~ <それから・・・> 10月、法務局より、役人がやってきた。 「向こうで、日本人と接しましたか?」 「いいえ。」 「特に赤軍の連中がホテルに来ることはありませんでしたか?」 「いいえ」 「主体思想研究会と出くわしたか?」 「会いましたよ。顔は覚えていますよ」・・・・・・・ 「なぜ、僕が北朝鮮に行ったことが分かったのですか?」 「それはいえません。」 「写真を貸してくれませんか?日本人が写っているかもしれないので。」「どうぞ。」 2005年11月3日、北川和美さんが北朝鮮から帰ってきた。朝日新聞へジャンプ RさんもMさんも言っていました。「帰したいのに、日本政府が引き取ってくれない。“本人が行きたい”といって、いってのだから。しかし、あの人のおかげで、北朝鮮はもっと印象が悪くなった」と。 皆様、ありがとうございました。これで、『世界の大地で~北朝鮮編~』を終了させていただきます。次回は、『世界の大地で~南アフリカ編~』です。よろしくお願いします。 また、このコーナーは、「ライブドア・ブログ」にも投稿したいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年11月04日 22時47分00秒
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