カテゴリ:企業経営
6月27日の日本経済新聞に「社外取締役は企業にとって必要なのか?」というインタビュー記事が載っていましたので、ここでは4人の方が語った社外取締役の必要性を紹介します。
北条経済同友会代表幹事 社外取締役は不可欠である。 社長にモノを言えない取締役ばかりの日本企業の経営は不祥事や破綻を招く危険をはらんでいる。アメリカの上場企業では取締役の過半の社外であり、これが社外統治のあるべき姿である 稲盛京セラ会長 社外取締役は必要ない。 不祥事の原因を掘り下げずに、外部の人に監督・監視してもらおうという発送自体がオカシイ。月に1~2時間の取締役会に出席したところで何も分からない。お飾りみたいな存在で経営陣にキツイことなど言えない。仕組みさえ変えれば不祥事等を防げると考えるのは短絡的である。 柳井ファーストリティング会長 社内はイエスマンばかり、モノを言えるのは社外取締役だけである。 ただ、米国式の社外取締役が万能なわけではない。 原大和証券グループ本社会長 昨年に委員会等設置会社を選択したことで社外取締役に法的な裏付けができ、非常に上手くいっている。とはいえ、従来の監査役型会社で導入については、その効果に疑問がある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 30, 2005 06:18:48 AM
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