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ヤフー社長の井上雅博氏は8月14日の日経のインタビューで下記のように語っています。
「ネットの最大の特徴は、不特定多数の人の様々な発言をする点にあるが、それがどの程度正しく、重要なのかは分からない。新聞など既存メディアは情報の品質を保証し不特定多数に情報を流す。この信頼性が競争力で、これからも有効だろう。」 「ネットと既存メディアは競合ではなく、相互補完になる。新聞社は紙とネットを使い、テレビ局は電波とネットを使い、新しいメディア像を模索することになる。新聞業界にはネット脅威論があるようだが、ネットは配達の部分を多少置き換えるだけで、報道の中身は新聞社自身が作ることに変わりはない」 「お金が取れるコンテンツとタダでないと見てくれないコンテンツに分かれるだろう。新聞なら、分析や解説、その社にしかないコラム、過去記事のアーカイブなどに特に競争力があり、十分におカネが取れる」 まさにその通りだと思います。新聞等の既存情報とネット情報では、まだまだ信頼性の面で差があります。(既存メディアはバイアスがかかっているとよく言われますが、それはネットも同じです)ここ暫くは既存メディアをネットメディアが補完するという共存共栄体制が続くと私も思います。 しかし、こんなことをサラリと言ってしまう井上社長って“凄い!”というか“正直な人”なんですね。これも業界ナンバー1の余裕でしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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