カテゴリ:意思伝達
結婚式プロデュースを手がけるオフィス・マリアージュの社長である安倍トシ子さんは、“どんな式をしたいですか?”より“何をしたくないですか?”という質問のほうが有効的であると言います。
何故か?というと、やりたいことは漠然としているが、イヤなことはその理由がハッキリしているからです。ですから、イヤな理由を詳しく聞くことで、付加価値の高いサービスが提供できたりします。 例えば“両親に花束送呈はしたくない”と言うので、“人前で渡すのが嫌なのか、それとも両親に感謝していないので嫌なのですか?”と聞き返すと、“感謝しているけれど、人前ではイヤ”という答えが返ってきました。そこで、“控え室で渡したらどうですか?”と提案し、実際にやってみたところ、“一番印象に残った”と喜んでもらえたそうです。 無理強いはしないが、“こんな方法もありますよ!”と提案すると、意外な感動が生まれることがあります。お客さんの言うことだけを聞いていると、ごく平凡なサービスになってしまいます。 プロとして提案し、アドバイスできるのが、本当のプロではないでしょうか? (参考資料:2006年2月25日 日本経済新聞) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 12, 2006 11:49:47 AM
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