カテゴリ:セミナー・研修
昨日は、中央大学のクレセント・アカデミーでした。テーマは『会社法』、税理士という立場上、それなりに勉強している分野ですが、大学の先生による専門家の視点からの指摘はやはり鋭いものがあります。そのなかで、特に印象に残った点を2つ挙げます。
「最低資本金制度が撤廃され、理論上は0円でも株式会社が作れるようになった。そんな状況で、債権者を保護するために、会計参与や適時性・正確性が盛り込まれた」 これには、ちょっとビックリしました。私は、会計参与は経営者の権利を守るために創設された制度…と思っていましたが、これは経営者サイドからのモノの見方なのですね。 「会計参与は、会計監査人というより取締役に近い立場にある」 そう言われると確かにそうかもしれませんね。経営者とともに決算書を作る会計参与は、決算書類を監査する会計監査人とは立場が違います。こう考えると、会計監査人は公認会計士、会計参与は税理士が向いている…とも言えるかもしれませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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