ニューヨーク株式相場が、過去最高の22.6％の下落率を記録した1987年のブラックマンデーから20年が経ちました。
これを機に、経営者が資本効率の重要性を肝に銘じ、復活を遂げたアメリカに対し、日本は経済大国の自信と慢心から90年代以降の長期停滞を招きました。1987年当時の日経平均株価は2万6000円台に対して、2007年は1万7000円台…東京市場の地番沈下は明らかで、失われた20年の重みを感じさせられます。
ただ当時、私はまだ学生だったので、「トンでもないことが起こった」とは思いましたが、事態の深刻さが分かっていなかった気がします。
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