カテゴリ:会計・税務
今朝の『とくダネ!』の冒頭で、小倉キャスターが 「 国際会計基準の採用において、日本だけが遅れを取っている 」 と言い出しました。9月4日の日本経済新聞を読んでいた私としては、 「 えっ、日本は国際会計基準の導入に向けて動き出したのでは? 」 と驚きました。
で、もとネタの読売新聞の記事を読むと、 「 日本が独自基準にこだわれば孤立を招く恐れがある。企業活動に大きな影響を与えるだけに導入までに曲折も予想される 」 とあり、ここを小倉キャスターが取り上げたのでした。 しかも、この記事、よく読むと “ 国際会計基準=時価主義 ” という前提で書かれており、必要以上に国際会計基準のデメリットを煽っている印象を受けました。 ( 正しく言うと、取得原価主義と時価主義が混在しているのが国際会計基準 です ) いつも思うのですが、日本のマスコミは国際会計基準審議会の山田辰巳氏や、関西学院大学の平松一夫教授といった国際会計の専門家にどうして取材をしないのでしょうか? … この辺りのボタンのかけ違いが、国際会計基準への誤解につながっているように思えてなりません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 15, 2008 08:14:05 PM
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