カテゴリ:会計事務所
日経トップリーダーの巻頭言で、後継者教育について触れていました。
そこにこんな一節がありました。 「 いずれ会社を継ぐならばブランド大学を選ぶよりも、専門性の高い大学を選択するという道もあるはずです。例えば、偏差値は高くなくても在学中に公認会計士や税理士の資格を取ることを目指すように指導している大学があります。そこで学んだことは後々会社で生きるでしょう 」 これを読んで感じたのは「資格を取ればOKなの?」「大学って資格を取る場なの?」ということです。いやいや、受験指導がダメと言っているわけではありません。でも、大学が単なる資格養成所になることには違和感があります。 税理士試験の受験で得られることは数多くありますが、それは税理士になる人にとっての話です。経営者を目指す人が保険の意味で税理士資格を目指すのは無駄というか遠回りだと思うのです。 何故か?というと、受験と名が付く以上、テクニック的なことを身につける必要もあるからです。( 例えば、簿記の受験で身につけた細かな技は、ほとんど実務では使っていません ) なる気のない資格のための勉強に時間を費やすなら、もっと経営者としての訓練をした方がいいのでは?と私は思うのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 10, 2012 10:28:55 AM
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