[企業経営]の記事一覧 | 10年後の自分に向けての電脳通信

嫌いだけど好きな人

感覚的に好きじゃないけれど、経営者としてスゴイと思うのは、ソフトバンクの孫正義社長とファーストリティング（ユニクロ）の柳井正会長です。プレジデントの特集を読んで、自分の信念のためには誤解もあえて受ける孫さんの姿勢はなかなか真似できないなぁ～と感じました。で、興味深かった堀江貴文の孫さん評。球界参入でライブドアがダメでソフトバンクがＯＫだった理由を問われて、こう答えました。「一つは資金力。あとは、僕と違って孫さんは嫌われないでしょうか。おっちゃんだし、イケメンで髪フサフサの30歳だったら無理だったんじゃないかな、嫉妬されて。孫さんは立派なことしか言わないし、苦労話もいっぱいする。苦労しているおっちゃんはあまり嫌われないよね。」堀江さん、オモシロ過ぎ！ …だから好かれて嫌われるんですよ。【送料無料】PRESIDENT (プレジデント) 2011年 3/7号［雑誌］

February 18, 2011

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まいばすけっと

東京ではイオン系のミニスーパー『まいばすけっと』が、続々とオープンしています。コンビニとスーパーのお客さんはかぶらないと言いますが、最近の積極的な出店ぶりを見ると、もうそんな悠長なことは言ってられない気がします。ただ両者にとって一番困るのは、お客さんがコンビニとミニスーパーを使い分けて、利幅の少ない商品・サービスばかりを利用することです。公共料金をコンビニで払って、ミニスーパーでは特売品しか買わない…これでは共倒れです。うちの近所でも、まいばすけっとが２月にオープンします。近くのファミマとサンクスは、きっとツライでしょうねぇ～

January 30, 2011

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道は開けるはず。

仲間の夜逃げで1億3,700万円の借金を負い、10年で完済した伊原ルリ子氏の講演を聞きました。一番辛かったのは、借金を返すかどうかを迷った時期でしたが、腹をくくって、返すことに決めたら、強くなれたとかで、まず一人一人に謝りに行ってみると、意外に良い人ばかり（当然、大激怒されますが… ）で、「直接合って見れば道は開ける」と実感したそうです。1日分の返済すべき金額（ 4万円）を計算してノルマとしましたが、定職についていたら返せない額なので、時間を工夫して掛け持ち。ピークの3年間は、1日5つの仕事をしましたが、その時は下記のようなタイムテーブルで、睡眠時間は3時間だったそうです。　早朝　工場の裏方作業　昼１　英会話の講師　昼２　保険セールス、テレアポ等　夜１　クラブ　18：30～23：30　夜２　スナック　24：00～3：00「待遇とプライドを気にしなければ、仕事は山のようにあった」という伊原さんの言葉はズシリと重いものがありました。

January 27, 2011

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金融円滑化法の実態

分かったようで分からない『金融円滑化法』を独自の視点で解説しているブログがあります。この原悟克さんのブログ、非常に参考になりますので、ご覧になって下さい。その1その2その3その4その5その6

January 15, 2011

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社長の器

大創産業社長である矢野博丈氏は『社長の器』について、こう言います。恐れおののく力と自己否定する力、この二つが社長の器じゃないでしょうか。昔の成功体験は、まったく通用せんようになったんです。だから、いつ落ちるかもしれん。といつも恐れおののいて、何とか会社が潰れんように手を尽くすしかない。たとえ、今、会社がうまくいっていても、いつまで続くか分からんと思って自己否定するんです。ダイソーでも、これからのやり方がことごとく通用しなくなってますけん。要は「感度を上げて勇気を出す」ということなのでしょう。でも、この二つを揃えるって、なかなか大変かも？しれませんね。

January 12, 2011

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転ばぬ先の杖

12月29日の夕刊フジに「金融庁が課題とする銀行が４つある」という森岡英樹氏の記事が載っていました。それによると、その４銀行とは、みずほ、りそな、新生、あおぞら…だそうです。このリポートが正しいか？は分からないですが、そもそも銀行って金融庁次第だし、もっと言うと支店長次第という側面があります。だから「今は大丈夫！」なんて思っていても、アッと言う間に状況は変わってしまいます。だからこそ、決算書の信頼性を高めて、金融機関からの評価を上げる努力をすることが必要になってくるわけです。平成23年は、そんな方向性が強く求められる年になると思いますね。

December 31, 2010

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社長の仕事

武蔵野社長である小山昇氏は、社長の仕事について「経営者は自分自身が、お客様のところに足を運んで要望を聞かなければなりません」と言います。更に、訪問時の心構えとしては、「ちょっとした不満があってもお客様はなかなか口に出さないものです。だから訪問したときは全神経を集中してお客様の様子をうかがいます。昨年はお茶が出てきたのに、今年は出ない。そういう微妙な変化も見逃してはなりません」と説きます。つまりは、「トヨタだってうちのような中小企業だって、社長は1人だけです。その一番上に立つ親玉が来て真摯にそう聞けば、お客様もいろんなヒントをくれるはずです」というように、行動力と観察力、そして真摯さが大事なのです。（参考資料：日経トップリーダー　 2010年12月号）

December 24, 2010

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事業計画なんて要らない

元トリンプ社長の吉越浩一郎氏は「事業計画などというものは作る必要がない」と言います。「既存事業では、特別な計画など作らず、日々全力を尽くせばいい」というのが吉越氏の考え方ですが、会社の5年後、10年後を考えることは大事だと言います。そのために計画を作るのではなく、情報を収集し、現場の中にいて神経をとがらすべし… というのです。また、吉越氏は「経営者の仕事は計画ではなく、実行することです」と主張し、必要以上に計画策定に時間を取らずに、小さなことからドンドンと実行することを勧めています。この考え方、先見性と実行力がある経営者にはピッタリです。でも、間違って解釈すると、単なるドンブリ勘定のススメになるので注意が必要です。（参考資料：日経トップリーダー　 2010年12月号）

December 14, 2010

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数字嫌いではダメだ

エーワン精密の梅原勝彦相談役は、「数字嫌いでは会社では伸ばせない」と言います。続けて、こうも言います。「中小企業の社長で数字な無頓着な人がいるが、こうした人は税理士に頼り切りになる。しかし、税理士から届く数字は過去の数字にすぎない。だから人任せにしないで、社長自身が数字に拘らなければならない」税理士としては複雑な気分ですが、言っていることは正しいと思います。梅原氏は、経営者が把握すべきモノとして、損益分岐点売上高と５カ年経営計画を挙げます。前者については、一日でいくら売れば損益トントンであるかを知り、毎日達成できたかを確かめます。後者については、計画を作ることで会社の数字の流れが頭に入り、先の動きが読めるようになります。これに基づいて目指す方向を5年スパンで考えるというわけです。（参考資料：日経トップリーダー　 2010年12月号）

December 13, 2010

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12冊の課題本

モバイル広告代理店のライブレボリューションでは、同じ理念を持つ仲間であり続ける為に、増永寛之社長が選んだ12冊の課題本を毎月1冊ずつ社員全員が読み、理解を深めるようにしています。ちなみに、その12冊とは…『フィッシュ～鮮度100％ぴちぴちオフィスのつくり方』『ロジカルシンキング～論理的な考え方と構成のスキル』『自助論』『宇宙一愛される経営』『スターバックス成功物語』『破天荒！サウスウェスト航空～驚愕の経営』『リッツ・カールトンが大切にするサービスを超える瞬間』『小説上杉鷹山』『ナンバーワン企業の法則勝者が選んだポジショニング』『ビジョナリーカンパニー２飛躍の法則』『人を動かす』『掃除道』だそうです。（参考資料：日経トップリーダー　 2010年10月号）宇宙一愛される経営

November 19, 2010

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税理士は口を出すな

元銀行支店長で、金融コンサルタントの佐藤一郎氏は「業績悪化時の銀行交渉に際して、誰かに頼りたい経営者は、交渉人として税理士や経営コンサルタントを同席したがりますが、これも私の経験から言って得策ではありません。こうした第三者は理詰めかつ強気の態度で銀行と交渉しようとします。そうなると、今度は銀行のほうでもドライな対応を取りかねません。銀行側がせっかく経営者と腹を割って話そうと考えていたのに、このような第三者が割り込んできたのでは、銀行員の心にともりかけた会社再建の情熱の火も消えかかってしまいます」と言います。我々税理士としては耳の痛い話ですが、確かに一理あります。ただ、反対に銀行サイドが会社のことを全く考えてくれないケースも多々あるわけで、交渉人の存在が得策ではないとは言い切れないと思います。要は、経営者自身が強い気持ちを持ち、冷静な判断ができることが銀行交渉に必要なのでしょうね

October 17, 2010

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人件費不要の工場

10月14日の日本経済新聞に「工場の自動化が進んでいる現状からすると、競争の優劣を決めるのは、人件費ではなく、制度と戦略である」という趣旨の記事がありました。制度とは税制をはじめとする社会的な負担の大きさ、戦略とは横並びを脱する突然変異的な挑戦を指します。つまり、法人税率を下げ、規制を緩和し、革新的な経営戦略が日本の製造業には求められるというわけです。しかし、工場に人が要らないという時代が来たら、余剰人員となった人達の受け皿となる産業は一体何なのでしょうか？そして、それが世界規模で起こったら、一体どうなってしまうのでしょうか？…記事を読みながら、そんなことを思ってしまいました。

October 16, 2010

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2011年4月問題

9月8日付の夕刊フジに、「中小企業金融円滑化法の期限が切れる来年３月末以降に倒産ラッシュがやってくる」という記事がありました。1988年の緊急保証制度の終了後に倒産が急増したことを考えると、“まゆつば”とも言えません。今から対策を考えておく必要があるかもしれませんね。。

September 20, 2010

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そこまでやるか？

日経ビジネスで、すき家の『ゼンショー』を特集していました。読んでみて驚いたのが、ＣＭで演出する家族的な雰囲気とは別物の “ 独裁的でマニュアル重視の軍隊的組織 ” でした。なかでも、全店に監視カメラを設置して従業員を監視している…という体制には、違和感を持ちました。食の安全、利益の確保、組織の維持…を優先するためには、周囲から何と言われようとも自説を曲げない小川堅太郎社長は凄い経営者だと思います。でも、私はここでは働きたくないですね。…というか、即座にクビになると思います。

September 19, 2010

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日本振興銀行

日本振興銀行が破綻しました。私は以前から「日本振興銀行と新銀行東京からは借りないように！」とお客さんに言っていましたが、こうしてペイオフが発動されると、 “ やっぱり、本当に危なかったのだなぁ～ ” と思いました。で、驚いたのが、こんな銀行に虎の子の定期預金を預けていた預金者がいるという事実です。身近にアドバイスをする人がいないと、こうなってしまうのでしょうね。あと、『ミドルリスク・ミドルリターンの金融機関の認可が間違っていた』とか『竹中の大罪』という報道も見受けられますが、必ずしもそうとは言い切れない気がします。確かに、日本振興銀行は大きな間違いを幾つも犯しました。でも、中小企業にリスクなしに金を貸せる手法などありません。日本振興銀行を頭ごしに否定する人には、どうすれば中小企業に正しく資金を提供できるか？ということも考えて欲しいです。さらに、利用者の方に知って欲しいのは “ 美味しい話には裏がある ” ということです。条件が極端に良い金融商品には様々な制約があります。安易に契約すると、後で辛い思いをすることも頭に入れておくべきです。

September 12, 2010

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大河ドラマ的経営計画書

ある税理士先生のブログ　を見て、はっとしました。そのトップには、大きな字でＮＨＫドラマ「竜馬がいく」に共感している経営者のあなた！と書かれていました。そして、こう続きます。中小企業の経営資源はヒト・モノ・カネです。弱小藩だった長州藩は260年長期計画で高杉晋作などヒトを育てて、カネを貯め、ついに軍艦を手に入れて、倒幕という事業計画に成功しました。あなたの会社は長州藩のように明確なゴールを見据えた事業計画を作成していますか？小さな会社が事業計画を作る目的は2つあります。（以下省略）いやいや、お見事です。ややハッタリ気味の税理士広告とは違ったヒネリがあって、「このコピー欲しい！」という思わせるセンスが光っています。でも、原尚美先生、今の大河ドラマは “ 竜馬がゆく ” ではなくて “ 龍馬伝 ” なんですけど…

September 9, 2010

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牛丼戦争

劣勢の吉野家が280円の牛鍋丼を投入して巻き返しにかかった牛丼業界。一店舗で一日来店客数が800人、年商1億円超が前提のビジネスでは、客数が減ればたちまち収益は悪化します。いくら味に自信があろうが、価格最重視の市場では、客数の減少は即負けを意味します。つまり、低価格で利益率を確保する戦略がないと生き残れません。この牛鍋丼は、牛丼並の粗利益を確保できる、いわば吉野家の秘密兵器です。昨日、早速食べましたが、まあ合格点（やや物足りないのですが… ）か？と感じました。でも、この牛丼戦争、価格は250円辺りで止めるべきです。低価格と安全性というバランスを考えると、100円台の牛丼は危険すぎますので…

September 8, 2010

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労働分配率を上げろ！

法人税率の水準について、小沢前幹事長は「社会保険の負担を含めて比べれば高いとはいえない。もうかった分を社員にどれだけ配分するかが大事ではないか」とテレビで発言したそうです。これは… つまり、労働分配率を上げろ！ということに他なりません。でも、本当にこれを強制したら、日本から上場企業はドンドン減っていくと思います。国民が一番、企業はどうなってもいい…と民主党は考えてるみたいですが、この緊急事態、企業（中小企業だけでなく、上場企業も含めて）も大事じゃないでしょうか？

September 5, 2010

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二足のわらじ

ポポンデッタという鉄道模型店が元気ですが、社長さんは何と税理士です。太田和伸社長は、鉄道模型店を30～40代の男性がメインというニッチ市場ではなく、家族を巻き込んだ広い市場を目指して、ＳＣへの出店に踏み切りました。そして、ニッチの壁を破る秘策と位置付けたのが、ジオラマです。家族一体で遊べるジオラマを店内に用意することで、鉄道模型に興味がなかった人にも、熱心なマニア客にも、鉄道模型の楽しさをアピールできるというわけです。ニッチの壁を越えるには、一般客をとらえるチェーン戦略が欠かせません。書籍と雑貨の複合店ヴィレッジヴァンガードが全国展開しているように、ポポンデッタ型の新業態が多彩な消費市場を開拓してくれることを期待します。と同時に、税理士の経験が企業経営に活用できることを実証して欲しいです。（参考資料：日経ＭＪ 2010年8月18日）【ポポンデッタ10周年記念製品】ポポンデッタミニロコセットグリースイッチャー3両セット

August 23, 2010

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250円居酒屋

テレビで２５０円居酒屋の話をしていた。価格を下げるため、人件費を下げる方法をトコトン考えるやり方に感心した。“ ＩＴを使い、店員が注文を取らない ” というところまでは容易に思いつくが、 “ お客さんに料理を取りに来てもらう ” というのは発想の転換かもしれません。ただ値段を下げるという時代は終わり、利益を確保するために知恵をいかに絞るか？が問われているのだと思いますね。

August 15, 2010

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わがドラッガー流経営論

ユニクロの柳井正社長の『わがドラッガー流経営論』を読みました。私にとって、柳井さんは苦手なタイプの経営者なのですが、この本で柳井さんが言っていることには大いに共感できました。特に、「顧客の創造というと難しく聞こえますが、企業は自分たちが何を売りたいかよりも、お客さんが何を求めているかを一番に優先して考え、付加価値のある商品を提供すべきである、ということを、この言葉は意味しています」という個所については、全くもってその通りだと感じました。また、「仕事の中で自分の成長と同時に、何度も読み返してみることに意味がある。それもただ理解するのでなく、ドラッカーはこんなふうに言っているけど、自分にとってそれはどうなのか？と問いかけながら読み、自分の頭で考え、行動することが大切なんです」という記述も心に残りましたね。柳井正わがドラッカー流経営論

July 21, 2010

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ゴーン・ショック

日産のカルロス・ゴーン社長の役員報酬が年間8億9000万円であることが波紋を呼んでいます。海外トップより少ないという説明には、それなりの説得力は感じます。でも、日産は日本企業ですので、少々強引な理屈にも思えるわけです。これからは、会社と株主が、企業業績と役員報酬のバランスを模索することが求められます。そう考えると、1億円超の役員報酬の公開制度も意味があるのでしょうね。

June 25, 2010

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リスク

宮崎では肥育牛を担保とする動産担保融資（ＡＢＬ）が焦げ付きの危機に直面しているそうです。個体識別番号による在庫管理の徹底ぶり、担保としての価値の高さ等から貸し倒れリスクは極めて低いとされていたので、口蹄疫による担保リスクが顕在化するとは誰も予想していなかったのです。トヨタショックでも分かるように、この世に絶対はないのです。でも、キチンとそのリスクに向き合って物事を判断するというのも難しいモノなのでしょうね。

June 17, 2010

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攻めと守り

経営者には攻めが得意なタイプと守りが得意なタイプがあると思います。世間的には良い経営者＝攻める経営者というイメージが強いと思いますが、攻めが強いということは守りが弱いわけで、攻撃的だから良いとは一概には言えません。守りが強いということは派手さには欠けるが修羅場に強いわけで、それはそれで経営者にとっては極めて重要ではないでしょうか？まっ、いつも言いますが、大事なのは攻めと守りの程良いバランスだと思います。自分の理想は？というと、守り重視で、攻めもソコソコできる…でしょうかね。

June 11, 2010

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二日天下

吉野家が７日から牛丼を380円から270円にする限定キャンペーンを始めました。ところが、すき家が9日から、松屋は12日から、250円にまで値下げすることになり、吉野家の安売り天下はたった2日で終わることになりました。消費者の方は「１円で安く」と言います。気持ちは分かりますが、牛丼が１円安くて得られる経済的メリットは１円でしかありません。しかし、企業が利益を１円削るということは当たり前のことです、１円以上のコストカットが必要になります。今の経済状態で「１円でも安ければいい」「品質よりも価格」という姿勢を消費者が取るならば、それは値下げの消耗戦を招き、結果として、デフレスパイラルの道を自ら歩むことになります。今こそ、消費者も冷静になって、値下げの消耗戦を避ける方向性を選択すべきではないでしょうか。

April 8, 2010

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老舗書店の廃業

我が街で一番の本屋さんが昨日で閉店しました。売上ダウンが理由なのか？後継者不足が理由なのか？…詳しいことは分かりませんが、開業して６０年という歴史ある街のホットステーションがなくなるのは寂しい限りです。ただ、本屋という業種は斜陽産業であることは間近いありません。雑誌はコンビニに食われ、専門書はアマゾンに食われ、漫画などはブックオフに食われて、強みがありません。来店者数が多い割には売上は上がらず、欲しい本も問屋から回ってこない…まあ、やってられないのでしょう。悲しいけど、現実を考えると当然なのかもしれませんね。

April 1, 2010

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コンビニ戦争

近所のコンビニの斜め向かいに生鮮コンビニがオープンしました。他社の繁盛店に生鮮コンビニをぶつけるというのは常套手段ですが、さて、この戦い、どちらが生き残るのか？ちなみに、私は今まで通りに既存店の方に通うつもりです。理由は、生鮮コンビニは、安さと品揃えの多さに頼り過ぎているからです。だから、野菜を買うなら駅前のスーパー（オオゼキ）に行きますよ。

March 26, 2010

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創業者が今いたら…

テレビで、京都吉兆の社長が「湯木貞一（創業者）が今いたら “ こうしたい ” という店にしたい」と言っていたのを聞いて、驚きました。偉大な創業者のやり方を代えるというのは並大抵のことではありません。それが吉兆であれば、想像を絶するプレッシャーでしょう。そんな中、従来の経営を代えるという徳岡邦夫社長の決断に感服しました。（見た目は普通のおじさんなんですけど… ）

March 13, 2010

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進化する変態

事務所で見つけた『日経ビジネス』の２月８日号のタイトルに驚きました。「進化する変態企業」生き残りをかけた企業が挑戦する話であることは、よ～く分かるのですが、「変態企業」というと公序良俗に反するみたいで…もう強烈です。まあ、ソフトバンクなどは変態企業と言われると、 “ そうかなぁ～ ” と思ったりもしますが、野村証券とか菱食あたりには似つかわしくない気がしました。

March 1, 2010

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企業理念

企業における経営理念は極めて重要です。もちろん、根っことなる部分は普遍的で変わることはありません。しかし、細部については時代の流れに沿って変わっていくことになります。ですから、歴史のある企業においは、どこが普遍的な部分で、どこが変える部分なのかをしっかりと見極める必要があるわけです。

February 16, 2010

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確定申告スタート

昨日、納税者の電子証明書付きの所得税の確定申告書を電子申告して、提出しました。今年の目標は、『とにかく前倒しで提出する』 …なので、幸先の良いスタートが切れて、ちょこっとですが、気分上々です。

February 15, 2010

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ネットスーパー

私の住んでいる街の地域二番店のスーパーがネットスーパーを始めました。午前中に注文しておけば、その日に届くわけで、なかなか便利です。でも、地域一番店はネットスーパーを始めません。現体制でしっかりと利益が上がっているならば、採算の取りにくい新規事業を無理してやる必要などありません。これはこれで、当然の経営判断です。でも、長い目で見れば、ネットスーパーは一般化していくのは間違いありません。だから、一番店は、競合店の挑戦の様子をジッと見て、モノになりそうだと思ったら、参入する心づもりだと思います。

February 7, 2010

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決断力

迷走を続けた日本航空の再建策がやっと固まりました。会社更生法の枠組みを使っての法的整理となったわけですが…とにかく、ここに至るまでの過程がブレまくりでした。今回の件で、私的整理であれ、法的整理であれ、企業再生に必要なのはやはり決断力であるということを改めて感じましたね。

January 9, 2010

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公開会社法が日本を滅ぼす

池田信夫氏のブログに　公開会社法についての問題点　が書かれていました。http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51341659.html池田さんと同じく、私も公開会社法の制定には反対です。どうも、民主党には “ 企業が悪で、労働者が正義 ” という思い込みがあるみたいです。野党なら別に構いませんが、政権与党である以上は、もっと現実的な判断をして欲しいですね。旗振り役を務める藤末参議院議員の「最近のあまりにも株主を重視しすぎた風潮に喝を入れたいです」という主張には、ちょっとビックリしました。

January 6, 2010

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デフレ　どう向き合う？

22日の日経のインタビューでセブン＆アイＨＤの鈴木会長は、デフレ化の成長戦略について「新しさと品質を追求し、顧客の利用頻度を高めるようにしていく」と語りました。がしかし、以前のような歯切れの良い鈴木節は聞かれず、改めてデフレ戦略の難しさを感じました。たぶん、今回のデフレは、前回のそれと比べても厄介なモノになりそうな気がしますね。

December 24, 2009

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社長の多い大学

ちょっと古い話ですが、プレジデント１０月号に上場会社の役員になりやすい大学が紹介されていました。１位慶応大学経済学部558人、２位慶応大学法学部435人、３位東京大学法学部393人、４位早稲田大学政経学部305人、５位慶応大学商学部283人という順序でした。東大、早稲田、慶応が上位を占めるという予想通りのランキングでしたが、慶応が数では東大と早稲田を圧倒しているのが意外でした。我々のような中小零細事業では学歴なんて殆ど関係ない（出身大学が同じだと親近感は沸きますけどね）のですが、「まだまだ学閥というのは根強いのだなぁ～」と感じました。採用する企業としても、まだ迷ったら学校名で採用するみたいですが、そろそろ人物本位で選ぶ時代にならないといけないと思います。「えっ、短い時間で人材の優劣なんて分からない？」 … まあ、そうなんですけどね。

December 20, 2009

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吉野家の社長ならどうする？

週刊現代に「あなたが吉野家の社長ならどう対応する？」という記事が載っていました。吉野家の並盛り380円に対して、ライバルのすき家は100円も安い280円です。経営者として、値下げをするか？現状維持か？迷うところです。小宮一慶氏は「即値下げ」、森永卓郎氏は「値段よりもクオリティを重視する」、保田隆明氏は「低価格競争をやめて、捨てる商品と捨てない商品を明確に分ける」というように評論家の間でも意見が分かれています。私は吉野家は値下げをすべきではない…と思います。たとえ、270円に値下げをしたとしても、待っているのはライバルとの消耗戦、そして業界としてのパイの縮小です。だったら、ここで値下げ以外の工夫をすべきです。とにかく、考えて考え抜いて、価格ではない土俵で勝負する戦略を立ててみてはどうか？と思います。また、値下げをするにしても、ただ価格を下げるのではなく、吉野家らしさを前面に打ち出した戦略をセットにして牛丼の値段を下げるべきだと思いますね。

December 15, 2009

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公開会社法

民主党が、会社統治の改革のために『公開会社法』の制定の準備を進めていると伝えられています。特に注目すべきは、従業員代表を監査役会に入れることを義務付けようとする点です。平成18年制定の会社法で定めた「会社の成長度合いに応じて機関設計を見直せる」という自由な方向性と反対な法律を作ろうとする姿勢が、はっきり言ってよく分かりません。自民党の作った法律はとりあえず否定しようという姿勢なら、企業にとってはいい迷惑です。ぜひとも慎重な判断をお願いいたします。

November 16, 2009

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新規開店

暫くぶりで、近所をブラブラしてみて、メロンパン専門店と白いタイ焼き専門店がオープンしていたことに気付きました。両者ともに、なかなかの人気ぶりだそうですが‥熱しやすく冷めやすく、そして客単価の高いモノを敬遠しがちなのが、我が町の特徴。そう考えると、まだまだ安心はできません。でも、この手のＦＣビジネスが成功しないと、起業のペースが上がらないのは間違いありません。そんなわけで、何の利害関係もありませんが、２店舗の皆さん、がんばって下さい。たまには、買いに行きますので‥

November 6, 2009

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ソニーの没落

池田信夫さんのブログに、ソニーの没落についてのエントリーがありました。http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/0d5611a694129a39b34d60aa7a6f78b6出井さんが社長になったのが、そもそもの間違いという説は、今にしてみると、説得力があります。ハードよりソフトという舵取りをした時点で、ソニーの強みは消えてしまったのかもしれません。でも、当時は自分を含めた多くの人が「それは正当な進化である」と思っていました。時代の流れを読むというのはかくも難しいものなのですね。

October 19, 2009

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魔法の杖

最近、自分のブログの下にある広告がちょっと気になります。『経営計画書は魔法の杖です』確かに、経営計画書（経営改善計画書）を作成することはとても大事です。経営革新支援法を申請する企業だけでなく、金融機関の融資を必要とする企業も作るべきだと思います。でも、経営計画書は魔法の杖なんかじゃありません。作ったところが、スタートラインなんです。ここ理解してないと、金融機関や役所に「絵に描いたモチ」と言われて、悔しい思いをするわけです。（経験者語る… ）

October 1, 2009

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サンプロ

亀井大臣がテレビで自論を主張していた。「銀行に反省してもらい、中小企業を助ける」… 言いたいことは分かるけど、現実は、銀行と中小企業にとって悪い方に向かっています。榊原さんが、そのことを指摘したが、「それは違う。賛成のＦＡＸが全国から届いている」と亀井大臣は気にもかけない。しかし、中小企業の現場を回って感じるのは、この徳政令に賛成する経営者は意外と少ない…ということです。それは、一時的な救済が、後でどんなシッペ返しに繋がるか？を経営者は知っているからです。世論を動かすこも大事ですが、それだけで終わったら政治ではありません。冷静な中小企業政策をお願いいたします。

September 27, 2009

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決算なんで

馴染みのディラーさんに行くと…クルマが一台も展示されていませんでした。今月が決算なので、できるだけ在庫を持たない…ようにしているのだそうです。いゃあ～色々と大変なんですね。

September 25, 2009

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社長も入れる雇用保険？？

関与先さんに、社会保険事務所の関連組織と名乗るところから、「社長も雇用保険に入れるようになりました。手続きを代行しますが、いかがですか？」という電話がかかってきました。社長さんが「税理士さんに相談します」と言うと、先方は「ああ、税理士は知りませから、聞いても無駄ですよ」と答えたとか。早速、社会保険労務士先生に聞いたところ、最近よくあるセールストークだそうです。ちなみに、社長は雇用保険には入れません！ので、ご注意ください。

August 30, 2009

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橋を叩いて渡らない人達

税理士って、経営者のサポート役というイメージがありますが …リスクを恐れない勇猛果敢な経営者に対して、税理士はリスクに対して慎重 … であります。となると、立場の違いもよく考えておかないと、サポート役なのか、邪魔者なのか？分からなくなってしまいます。そんなことを、昨夜の同業者との呑み会で、ふと思いつきました。

August 27, 2009

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新第２会社方式・パート２

昨日の川野先生のセミナーで『新第２会社方式』の話が出ました（ …というか私が質問したんですが）で、川野先生が言われたのが「これは雇用を守ることからスタートしている制度。だからリストラをしている会社には適用されない」確かに… 経済産業省がお墨つきを付けるのですから、当然ですよね。そして、もう一言「不動産と借入をゼロにしても、債務超過となる法人には適用されない。だから、買掛債務を棚上げしている会社には適用されない」なるほど…　借入金より買掛金を先に棚上げしがちですけど、これも良し悪しなんですねぇ～

August 8, 2009

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新第２会社方式

法的整理でスポンサー探しが難航するなか、私的整理では、事業再生を後押しする『新第２会社方式』が始まりました。これは中小企業庁が創設した新制度で、破綻企業から収益性のある事業を切り出した第２会社の再生計画を経産相などが認定します。計画案の認定には、公正な債権者調整プロセスを経ること、承継事業の８割以上の従業員の雇用確保すること…などの条件が求められます。中小企業庁は、「許認可面の優遇に加えて、後からの優遇措置が発覚するリスクもなく、スポンサーが見つけやすい」と説明します。また、「収益性のある事業」の第２会社に経産相のお墨付きが加われば、スポンサーの出資意欲も沸く…との読みもあるようです。（参考資料：2009年7月18日日本経済新聞）さてさて、この『新第２会社方式』、実際の使い勝手はどうなんでしょうかねぇ～

July 27, 2009

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経営者の資質と成功のカギ

先日、「経営者には、リーダーシップ型と協調型の二つのタイプがある。大事なのは、自分がどちらか見極めることである」という話を聞き、いたく感銘しました。協調型とは、絶えず社内に目配りをして最適な環境を整えるように努めるタイプリーダーシップ型とは、「つべこべ言わずにオレについてこい！」というタイプ…です。もし、協調型の経営者がリーダー型の手法を取り入れても、力の入れ方が分からずに成功しないと思います。また、反対にリーダー型の経営者が協調型の手法を実践すると、きっとストレスが溜まって失敗するでしょう。自分の資質を知り、自分に相応しい手法を実践することが、事業成功のカギなのでしょうね。さて、皆さんは、どちらのタイプですか？

July 22, 2009

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今がチャンス？…それとも

不動産相場が低迷し、ファンドが身動き取れないなか、個人が買い手として浮上してきました。これは、売り物が多く、賃貸収入の利回りが高くなる可能性があるからです。実質的な利回りが９％ならば、銀行から４％で購入資金を借りたとしても、高い利回りを確保できます。（参考資料：2009年6月29日日本経済新聞）この日経の記事にあるように、確かに不動産投資に力を入れる人が、私の周囲でも増えてきました。とはいえ、不動産賃貸をするにあたっては、将来における空室リスクという問題を避けて通ることはできません。ですから、少なくとも、今後10年の景気及び地域の動向を考えて、投資に踏み切ったほうがベターではないか？と私は思うのですが…　ただ、そんなことは考えず、「えい！やぁ～」と清水の舞台から飛び降りたほうが大儲けできるのでしょうが、失敗してスッカラカランになる可能性も同じぐらいあるわけで…難しいところです。

July 14, 2009

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仮説と検証 … そして行動

先日、関与先さんとの打ち合わせで『売上が落ちている理由』を仮説検証してみました。仮説の一つ目として「土日高速料金1000円でお客さんの流れが変わった」、そして、二つ目として「本当に消費行動が減退している」 … と考えてみました。個人的には、「一つ目が４で、二つ目が６ぐらいかなぁ～」と思いましたが、正直なところ、よく分かりません。どちらにせよ、小手先の対策はムリということが分かり、今後どうするか？を検証してみました。そこで出た方針が「ここ暫くは下手に動かず、体制を立て直して、年末のかき入れ時に備える」でした。今回の件で、方針を明確にする大事さを改めて感じましたね。

June 28, 2009

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