６０からのお絵かき

５時をすぎると、人波は目当ての店へ。
家内は「まだ、おなかがすいていないから。」と言って、店選びに動こうとしない。
マップを手に人波は有名店へ。
長い列のできている店も出始めた。
並ぶのが嫌いな自分は、なんとか並ばずに夕食にありつきたい。
それには、先手必勝しかあるまい。
「もたもたしていると、食えなくなっちゃうよ。」とせき立てる。やっと動いたが、どこにしようかとあちこち動き回る。
「次の角を曲がった通りの店からえらぼうや。」と宣言する。
「状元樓」という上海料理の店に入る。
落ち着いていて、いい雰囲気だ。
セット料理とイカ料理を頼む。
飲み物は、家内が杏露酒 、自分が紹興酒。

うまい。
回りは何を食べているのか、無意識に調べる。
「あなた、少しは落ち着いてたべなさいよ。」
おれは多動児か。

しばらくすると、あの獅子舞が店内に入ってきた。
お客さんの頭をかむ？
日本の獅子舞と同じだ。
おもしろいので、「お前もやってもらいな。いいことがあるそうだから。」といってかませる。

かなりお腹にたまる。
セットだけで良かったな。
途中でビールを頼んだ。
うーん、中華料理にビールはあわないな。

店内から外まで、「待ちのお客」が並んでいる。
ああ、早く入って良かった。
大満足で楽天から予約したホテルへ。