|
カテゴリ:日々のあれこれ
久しぶりに号泣しました。
小説家には時に何かが降りると聞きますが この作品は間違いなく降りたのでしょう。 『バス事故にあった娘が目覚めたとき、亡くなったはずの妻が甦った』 高橋克彦ファンの私には、彼の十八番なテーマです。 あらすじだけでは何に感動するかすら予想できません。 しかし、 娘の魂を失った父の悲しみ 妻の身体を失った夫の葛藤 娘の身体を奪った母の苦しみ さりげない一言にひたすら泣けました。 私はその作者の作品を最低でも3作、 できれば5作は読んでから自分の好みにあうか決めてきました。 東野圭吾さんの作品はドラマ化されすぎて先入観が強いことや 初期の作品が好みではなかったことで敬遠してきましたが 完全に認識不足でした。 ご一読をオススメします♪
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.11.28 04:22:01
コメント(0) | コメントを書く |
|