日記帳

自由を奪われた人間は必ず誰かを
憎むようになります。

「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」（村上春樹）

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最近、私の家に「色彩を持たない人」という名前の小さな猫が住み着くようになりました。
うちの三匹目の猫として登場した彼女は丸い目をしていて可愛いです。
名前の由来は単に毛が黒いということなのですが。
それもあって、遅まきながら上記の小説を読んでいます。
村上氏の小説はやはり面白いですね。私は現実と無意識の境目、一種のシュールレアリズムの作品として読みますが、みなさまはどのように読まれているでしょうか？
「自由」についての考察なども各所に見られ、現代の若い人の「倦怠」「憂鬱」などについての論考の書ともとれ、なかなか奥の深いものがあります。

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たかたクリニック
高田広之進



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