Takayuki Nakamura Diary

昨日の夜、ついに、LogicPro7がAppleStoreから届きました。事前に25日以降に届くなんて、メールが来ていたので、突然の到着にちょっとうれしい感じです。
さっそく、インストールと思ったら、現在使用中のPowerMacG4/933には、1G程度の空き容量しかなく、インストーラーは3.6Gを要求してました。
やむなく、一所懸命ファイルを捨てて、何とか4G近くの空き容量を作ってインストール。
するとインストールはあっという間で、起動もあっさり、しかも、これまで６で使っていたAutoLoadの設定も勝手に読んでくれて、立ち上がりました。

しかし、AudioUnitsのPluginは、まだ7対応のものでない物が沢山あったようで、これまで使えてたPluginがかなり使えない状態です。（あとで、各メーカーのページをチェックしたらNativeInstrumentsやIKmultimediaは早くも対応版をだしているようでした。）

ちょっと仕事のメインマシンでいきなり使い出すのは、しんどそうだったので、PowerBookG4/1.25Ghzの方にインストールしました。
すると、こちらのインストールで必要量は、1.9G、ずいぶん小さいです。この違いはひょっとしたら、TDM環境が入っているかいないかの違いなのかもしれません。

とりあえず、何より先にチェックしたいのが、今回初搭載された分散処理。Logic Nodeは使えるかどうか？
早速、PowerBookをメインに、PowerMacG4/933でLogicNodeを動かして、使ってみました。使用方法は至って簡単。PowerMacで、LogicNodeを起動し、PowerBook(LogicPro7を動かしてるマシン）で、オーディオ設定、Nodeをオンににするだけ、AudioInstrumentのトラックに、Nodeのスイッチがついていて、さらにこれをオンにすると、あっさり使えてしまいました。
ただし、Live演奏には無理なようで、そのまま弾くと、かなりのタイムラグがあります。しかしトラックを再生した場合は、Nodeのトラックも、普通のトラックもちゃんと同期していました。（まあ当たり前なんですが、）

使い勝手は、FreezeTrackに似ているでしょうか？あれだとFreezeさせてる時間がかかったり、パラメータがいじれなかったりしますが、NodeTrackはそういった問題がありません。しかも、Nodeを使うことによって、CPUのパフォーマンスはかなり稼げます。あくまで使えるのは、AudioInstrumentsのみで、普通のAudioトラックや、EXS24の様なソフトサンプラーもダメな様です。

それでも、いやはやすばらしい。
この機能を使えば、XserveG5のクラスターノードを山積みして、Logicをスーパーコンピューターで使う。なんてことができますね。
今、めちゃめちゃ購買意欲が増してます。

まだ、まだ他にも試してみたいことがあるのですが、とりあえずファーストインプレッションです。
最後ですが、最初の起動時に、AudioUnitsの互換性をチェックする機能があって、非常に親切に作られているなという印象でした。使用感とかスピードとか、これまで6と大きく異なることもなく、Pluginの問題さえなければすぐにでも使いたいという感じでした。