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カテゴリ:光の翼
PART11 地球の意識と共感すること。
皆さんは、この地球に生きているいということは、地球の物理次元の法則に支配されます。 その法則というのは個別性の法則です。 それは皆さんの肉体は、他人と共有することなく、自らの意思によってのみ動かすことができるという法則です。 人間がこの地上で生活を営み家族を作って繁栄していくことは、人間の肉体の個別性の法則に基づくものです。 この法則は、人類や各生命体がその種族を繁栄させるためには、必要な法則ですが、この個別性の法則が強まると、他の生命との協調性が失われていきます。 しかし肉体レベルでは、個別性の法則があったとしても、人間は肉体を超えた感情や意識のレベルでは、他の生命との境を越えた共感性を持ち合わせています。 皆さんが見知らぬ人が喜ぶ姿を見て、自分までうれしくなったりした事はありませんか、あるいは、涙を流す人を見て、自分も一緒に涙を流したことはありませんか。 そうなのです、人間という生命は、その感情や意識において他人と思いを分かち合うことができるのです。 そのことは、人間が持っている「愛」や「慈しみ」の感情の基礎になっています。 お互いが、感情を共有し認めあえるからこそ、お互いを愛し、また慈しむ事が出来るのです。 そこに共有している感情がなければ、お互いを愛し合うことは不可能です そしてまた人間は深い意識のレベルで、人間という種族をこえて、他の生命である動植物達ともその意識を共感させ合うこともできます。 あなたがテレビで、熱帯雨林の伐採を見て心が痛んだり、海が汚され、海亀やクジラたちが海に打ち上げられて死んでいる様子を見ると、とても胸が痛みます。 貴方の意識が高まり、広がるにつれて、この地球の環境の悪化や絶滅していく生命達の様子に触れるたびに、貴方の胸の深いところで、慟哭にも似た悲しみが沸き起こってくるのです。 貴方の意識の深いところにあるハートのセンターは、この地球のハートのセンターとつながっています。 貴方と地球は、お互いのハートを通して、その思いと感情を共有しているのです。 この地球と他の生命達は、他の生命達が「個」の意識にしっかりと目覚めていないために、容易に地球の意識とつながることができます。 しかし人間は「個」の意識が強いため、自らの意思で地球と意識を一つに合わせる必要があります。 もちろん人間もこの地球の生命の一つですから、最終的にはこの地球の意識のもとに戻ってきます。 しかし、人間は「個」の意識を持つことによって、地球の意思とは異なる生き方を許されたのです。 そのことに関しては「地球の苦難」で述べさせてもらいましたが、人間と地球の意識が再び融合しあうために、 人間は自らの意思により、感情や深い意識のレベルで、地球との共感を図っていかなければならないのです。 もし人間が、自らの利益の事しか考えずに、地球を破壊し続け、他の生命に対する憐みを持たないとしたら、人間は、この地球の意識との共感を拒否することになります。 そうなると、人間は自らを生みだした地球のもとに帰れなくなるのです。人間はこの地球の上で「孤独な王様」になってしまうかもしれません。 人間は自らが帰って行く場所を見出すために、感情と意識を持ったのです。 あなたの意識が、「個」の意識を超えて、広がり高まるにつれ、あなたはより深く地球の意識とつながることができるでしょう。 それこそが、皆さんが新しい人類として目覚め、この地球を共に育てていくための一歩なのです。 そしてそれと共に、自らの本質である「愛と豊かさ」の意識をみんなで分かちあうために、努力し合っているのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.12.23 21:13:29
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