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テーマ:猫のいる生活
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チェリーブロッサム(Cherry Blossom)って桜をモチーフにしたカクテルがありますね。
松田聖子の同名ヒット曲ぢゃないですよ。 チェリー・ブランデーとブランデー、オレンジ・キュラソー、レモン・ジュース、グレナデン・シロップをシェーカーに入れてシェイクしたショートカクテルです。 ずいぶん久しぶりに池波正太郎の「むかしの味」と云う本を再読してたら、このチェリーブロッサムにまつわる話がでてきました。 ![]() ![]() 池波が「パリ」を訪れると、注文もしてないのにバーのオーナー田尾多三郎はオールドファッションを出してくる。 「若造にはこんなカクテルでよかんべぇ」みたいに。 ところがある日、いきなり別のカクテルを出してきた。 「これ、何です?」「ギムレット」。 その店のオーナー兼バーテンダー田尾が考案したのが「チェリーブロッサム」なんです。 彼はこのカクテルで国際コンクールで受賞してます。 ![]() このカクテルを考案した田尾は貿易商社の支店長として南米のブエノスアイレスで絹の輸出を担当してたのですが、関東大震災を機に横浜で店を開きました。 それが1923年(大正12年)、まさに関東大震災の起こった年に開業なんて、なんとも歴史を感じさせるバーです。 開業当時は「カフェ・ド・パリ」として伊勢佐木町に店舗を構えてたのですが、1945年に空襲で焼失、戦後は野毛山に移転してましたが、1963年に常磐町に移転して「パリ」と名前を変えたのですね。 バー「パリ」はスタンドバーで、しかも3杯しか飲ませてもらえませんでした。 それ以上頼むと「ご飯でも食べてきたら?」軽くいなされます。 ![]() スタイルは当初のまま。 その奥さまも亡くなり、お店は閉店してしまったのですね。 息子さんがいますが、会社員をやってたのでお店を継ぐことができなかったのです。 ところが息子さんの奥さんが名店の灯を消すのは惜しいと、お店を引き継ぎ営業を再開したのですね。 しかし片手間の営業なので火・水・金のみの営業で、しかも10時頃に閉店してしまうらしい。 そんなワケで現存する日本最古で池波正太郎が愛したバーは今も健在です。 【チェリーブロッサム】濃厚なブランデーカクテルの作り方 by Bar SALVAdOR 鈴木さん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
【毎日開催】
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