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テーマ:猫のいる生活
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ハンガリーやポーランド、チェコと云った中欧は行ったこと無いし、私の年が年ですから余程のこと無いかぎり死ぬまで行くことはないでしょうが、なんとも魅力感じる国々です。
そのなかでチェコの首都プラハは、ロンドン、パリ、イスタンブール、ローマに次いで、ヨーロッパで5番目に来訪者数の多い人気観光地なんですね。 チェコの国民と云うのは無類のビール好きで、国民一人あたりのビール年間消費量が世界一の国です。 なんと日本人の3.3倍の消費量にのぼるらしい。 ![]() ![]() その方が私好みだなぁ。 肉料理には仕上げとしてスメタナ(サワークリーム)が入れられることが多いそうです。 チェコの家庭でよく食べられてる料理に「ヴェプショ・クネドロ・ゼリー」と云うのがあります。 茹でたパン(クネドリーキ)に豚肉のローストやグリル、酢キャベツをあわせた料理です。 茹でたパン!? パンはパンでもクネドリーキ用のパンを使い、調理法も茹でると云うよりかは蒸すと云う感覚のものらしい。 ![]() 20世紀を代表する作家のひとりです。 「失踪者」「変身」「審判」「城」と云った中・長編小説はどれも傑作でもあり、特異なカフカの世界にひたれるものです。 しかし彼は生前より、死後の方が評価高いですね。 サリンジャーやノーマン・メイラーと云った戦後の作家にまで影響を与えてます。 先日亡くなった映画監督のデイヴィッド・リンチもカフカの影響について言及してます。 1962年には映画「第三の男」などの名演技で有名なオーソン・ウェルズがアンソニー・パーキンス主演でカフカの「審判」を映画化してます。 ![]() ![]() スメタナが生まれた1824年ころは、当時オーストリア=ハンガリー帝国(オーストリア帝国)によって支配されていたチェコが支配から抜け出し、独自の文化を守るために独立国家を目指そうという機運が高まっていた時代でした。 そしてスメタナはチェコ民族主義に関係する国民楽派を発展させた先駆者として「チェコ近代音楽の父」と呼ばれるようになるのです。 スメタナの作曲した楽曲で最も有名な「モルダウ(わが祖国)」は、6つの交響詩で成り立つ連作交響詩の第2曲にあたります。 今でもチェコ人でこの曲を知らない人は皆無と云うくらい有名な曲です。 ![]() 日本ではドイツ語読みでモルダウとしていますが、チェコ語だとヴルタヴァ川(Vltava)。 Vltava は、「野生の水」を意味する古いゲルマン語の「wilt ahwa」に由来してます。 ![]() 初演から100年にあたる1982年には、記念演奏会が東京で開催されました。 演奏はヴァーツラフ・ノイマン指揮、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団で、ライブ録音されてNHKで放送され、翌年レコードとして発売されました。 クラシック演奏そのままでは長いし退屈に思われる人も多いでしょうから、ドイツのヘビーメタルギタリストのウルフ・ホフマンとバイオリニストのアヴァ・レベカ・ラーマンによる「モルダウ」を聞いていただきましょうか。 ともかく、何度聴いてもいい曲です。 Ava-Rebekah Rahman and Wolf Hoffmann THE MOLDAU ( Official Music Video) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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