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■「新銀行東京」について - 渡部
日本の銀行はその8%もなかなか守れなくて、 今アップアップしている。 ところで今度、東京都が商工ローンに代わるような 銀行をつくろうとしています。 これについてはどう見ておられますか? ■都の銀行は大歓迎 - 大島 それは是非ともおやりいただきたい。 どんどん流動性を高めていただきたいと思います。 我々の借主も東京都の銀行から借りていただければ、 我々のところにはスムーズに返済していただけます。(笑) 非常にいいことです。 事業者金融の一番のポイントは、我々が全部のお金の供給者 ではないということです。 我々は資金の限界供給者なのです。 「百」必要なお金のうち、我々は「二」とか「五」とか、 そんなものしか貸し出せません。 その他はやはり、先ほども言いましたようにタクシーに乗らずに、 航空機とか汽車で行っていただきたい。 ですから東京都に事業者金融をやっていただくのは大賛成です。 ■回収能カはあるか - 渡部 大島さんの立場から見て大賛成だとしても、都民の側から見た場合、 東京都の銀行がお金を貸すのはいいけれども、 果たして回収能力はあるのかどうかが問題です。 前の北陸の都市の例ではありませんが、 誰も借りた金を返さないのでは困るわけです。 いったい都に取り立てができるのかどうか。 ■「ノーコメント」 - 大島 いやまだ、そこはノーコメントということで。 ■大銀行は取り立てをさぼった - 渡部 しかし、そこが一番の問題です。 大銀行を見ればわかります。 大銀行は取り立てをさぼった。 そして取り立てられない不良資産は国民の税金で埋めてもらった。 都の銀行がそうなっては、都民税を納める我々としては 困るわけです。 (以下、【第4章 「官」を撃つ】は省略) 『異端の成功者が伝える億万長者(ビリオネア)の教科書』(渡部昇一氏・大島健伸氏共著)より お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.01.12 09:21:25
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