◆感想◆
ブックオフの創業者、坂本社長が手がけた俺のイタリアン、俺のフレンチの経営のノウハウ。経営に対する思い、数々の失敗の中から学んだことなど。京セラの稲盛さんの影響を受けていることなど書かれています。凄い方です。
◆内容◆
今、東京・銀座、新橋界隈で長蛇の行列をつくっている「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」。
その始まりは2011年9月のことで、彗星のごとく飲食の街に現れた。
1号店の「俺のイタリアン新橋本店」は16坪で月商1900万円をクリアするなど、軒並み驚異的な繁盛を呈している。
その「俺の」シリーズを率いるのは坂本孝氏。
坂本氏は「ブックオフ」の創業者であり、16年間で1000店舗に成長させた人物である。そして突然の退任。
一時はビジネス社会から姿を消した坂本氏だが、再びの挑戦になぜ飲食業を選んだのか。
前代未聞の繁盛店はいかにして誕生したのか。
そして、これからのビジョンをどのように描いているのか。
まさに事業を創り出す天才、坂本氏がこの本の中で余すことなく語り尽くす。
著者について
俺の株式会社代表取締役社長。1940年甲府市生まれ。オーディオ販売や中古ピアノ販売などの事業を経て、1990年ブックオフコーポレーションを創業。16年間で1000店舗まで拡大、書籍流通に革命を起こす。2009年VALUE CREATE株式会社設立、飲食業に参入。東京・新橋に、国内外の高級レストランで技を磨いた料理人により、高級レストランの料理を半分以下の価格で提供する「俺のイタリアン」を開店、大繁盛店になり、以後「俺のフレンチ」や和食バージョンも展開。1日3回転以上の人気で、原価率60%以上でも利益出す業態を開発した。
Myおススメ度 ★★★☆☆3.5(5段階中) 2015/4/23 読了
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