カテゴリ:餃子のネタ
たっきー、実は今月いっぱいで会社辞めることにしたんよ・・・
と、今朝、突然メールが届いていた。 (ちなみに会社でも一部から「たっきー」と呼ばれている・・・) メールの主は、名古屋で仕事していたときに一緒に働いていた営業のおばちゃん、Nさん。 初めて営業の仕事に就いたときに本当に親身になって教えてくれた人だ、2000年~2003年。 一緒に企画を作ったり、商談しに行ったり、チームで飲み会をしたり。 彼女が司会したライブを見に行ったりもしたなあ・・・。 三重県の奥地まで連れ回し、あげくの果てに「私、家近いから帰るわ~」と行って、道もろくに分からない僕を置いてきぼりにしていったのもこのNさんだ。 でも、営業のセンスは本当に素晴らしく、本当に学ぶべきところが多かった。 その時学んだことは今でもいろんな場面で役に立っています。 実は、Nさんとは初めて営業同行した時、「餃子」の話で、エラい盛り上がったのだ。 ジャスコ鈴鹿ベルシティで寿がきやのアイスを食べながら、「餃子に何を入れるか」で、もの凄い激論を交わしたのだ。 「たっきー!、それ、おかしいって!、キャベツなんて入れヤン入れヤン」 (入れヤンは三重弁で「入れない」の意味です) 「・・・んなわけないって、キャベツを入れない餃子なんてタコの入ってないたこ焼きみたいなもんだわ!じゃあ、何入れるん?」 「ネギよネギぃ、青ネギ。コレ入れたらホンっトおいしいって。」 「ネギぃ!?そんなもん入れようと思う気にもならんわ!ニラで十分やんか!、じゃあ、肉は何使うん? 僕は絶対合い挽きやな」 「え~~!合い挽き、それ、おかしいって!!」 「・・・んなわけないって!合い挽きの複雑な旨味が餃子に一番合うって、これは定説です、じゃあ何入れるん?」 「豚に決まっとるやんか、豚のこの甘い感じがネギと絡み合って最高においしくなるんよ~!あとウェイパーね!」 ...とまあ、こんな具合でNさんとの餃子談義は全く噛み合なかった。 あまりにも意見が噛み合なかったので、「今度絶対『餃子対決』をしよう!」と約束したのだった。 ----- そして、その約半年後、本当に「餃子対決」が実現することになる。 しかも会社公認で・・・ 営業部署では毎月一回、愛三岐(愛知・三重・岐阜)の営業ミーティングをやっていたんだけど、「たまにはちょっと面白い企画やりましょう」ってことで「料理対決付き、営業月次ミーティング」を実現してしまったのだ(ま、自分がやりたかったからなんだけど・・・)。 20人くらいの女性セールスを3つのチームに分け、あと男チーム、計4チームで、餃子を課題料理、プラス、用意した材料を元に自由料理も作って良い、という内容にした。 そして、その時たまたまミーティングでプレゼンすることになってた本社や工場のおエラいさんたちに審査委員を務めてもらい、正真正銘の「餃子対決」を実施したのだった。 僕は男チーム、Nさんは第3チーム。 はっきり言って他の1・2チームの餃子は見るからにイマイチなのが分かる。 敵はNさんチームだけだ。 Nさんチームは寿がきやでの議論のとおり、ネギと豚肉の餃子。 男チームはたっきーの餃子(って、他のメンバー、誰も作れないし・・・)。 でも、絶対負けるわけにはいかない! 完成、そして試食。 僕ももちろん食べてみた。 たしかにNさんチームの餃子も美味いことは美味い、ネギの味がギュッと詰まって食感も良く、他の1、2チームに比べれば断然イイ。 でもこの味なら絶対に勝てる! と、思ってた・・・。 そして審査の結果・・・ 負けた・・・1点差で。 くやし~~~!! 今でもこうやって長々と書けるくらい、あの時は本当に悔しかったっ!! Nさんの「勝ち誇った顔」が今でも焼き付いている。 でも・・・今月で会社辞めちゃうのかあ。 長い間、本当におつかれさまでした、そして、ありがとうございました。 Nさんが居たおかげで営業の仕事にもすぐ溶け込めたし、毎日楽しく仕事することができました。 会社を辞めるのは一向にかまわないんだけど(次の人生を楽しんでもらえば良いので)、またいつかNさんと餃子対決リベンジ!、やりたいなあ、と思う。 あ、いや、餃子対決じゃなくてもいいや、、、またネギと豚肉の餃子が食べたくなった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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