たっきーの餃子部屋

日本では中国産冷凍餃子の話題が巷をにぎわせていますが、ここ香港ではジャスコで撤去があったくらいで、地元スーパーのパークンやウェルカムでは普通に中国産の冷凍餃子が売られています。　

香港人は「中国やばいネタ・偽装ネタ」にはかなり免疫ができている状態で、例えば回転寿司で食中毒事件があったとしても１週間後にはナニゴトもなかったかのように満席になってたり、偽装のスイカとか魚の事件があっても、やっぱり一週間後にはナニゴトもなかったかのようにそのスーパーにお客さんが入っています。

まあ、要はハナから信用していないわけです。かなり「自己責任文化」が浸透してるな、という感じです。

だから何か問題があって被害に遭った人が居ても「運が悪かったね」くらいな感じです。被害に遭いたくなければ自分で選んで高品質、高級で高くて信頼できるものを買ったらいいじゃん！と思ってる香港人は多いと思います。
この辺の感覚は日本人にはUnbelievableに映るかもしれません。

私なんかだいぶ香港的感覚に感化されてしまってますが、それでも日本人の感覚はあると思います。やはり今回の餃子事件をきっかけに「もう中国産の冷凍餃子は買えないな～」という気分になっています。
以前はブログで（味と安さを）紹介したりしてましたが、これももう無理ですね。
ヘタに紹介して誰かが被害に遭ったらかなわん。なので、もう二度とそういう紹介をすることはないと思います。

さて、旧正月明けに久しぶりに手作り餃子をやりました。実に５ヶ月ぶり、餃子部屋の管理人としては情けな～という感じです。


いつもはミンチは牛豚の合い挽きにしますが、今回は牛肉を買い忘れたので豚肉（ブラジル産）で、ニラとキャベツとタマネギは中国産（別に気にしてない）、皮は日本産（多分）、と、国際色豊かな餃子です。

ドン！


ジュワッ！


完成！



久々の餃子、牛肉が入っていなかったのもあり、味は70点というところでしょうか。

腕が落ちたような・・・（笑）


餃子事件で日本では手作り派が増えたと聞いています。
「自家製餃子」を作って家族の団らんができればそれはそれでいいことかと思います。

あんを作るとき、包むとき、焼くとき、食べるとき・・・それぞれコミュニケーションできるチャンスがたくさんある料理なんですよ。